「隊長」 中軍にいる穆弘のところへ、間宮(かんきゅう)は馬を飛ばした。 「俺は動きません。しかし、なにか俺がおかしいのです。俺の思い過ごしかもしれませんが」 「おかしいと感じたのだな、おまえ?」 「はい」 「いつものように考えこまずに、すぐに俺…
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