カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

街道もゆかない

司馬遼太郎さんの作品は、架空の人物を主人公にしているもの以外は対談も含めほとんど読んでるんすけど、街道をゆくだけ、台湾編以外読んでないんですね。昔は旅行とかに興味が向かなかったので。でも北海道への憧憬が異様に深まったり黒川邸でNHKでの映像版街道をゆくとか観ているうちに段々読みたくなっていたのですよ。

今日古本屋で3冊200円コーナーに数冊あったので購入。「蜀と雲南のみち」を読み始めました。

で、司馬さんの偏食、というか、食自体に興味がないような人となりというのはちらほら垣間見えたり↓のページとかで知ってはいたんすけど…
http://www.asahi-net.or.jp/~BH3H-SMJY/rekisi/kaido.htm

↑のページにものってるエピソードですが、まずね。蜀、今の四川省に着くわけですよ。するとですね。宿所で昼まで寝て、食堂に行くのが面倒だからと、日本を発つ際に幼稚園児の甥からもらった幼児用のビスケットを食べるんですよ。たぶんビスコだと思うんですけどね。もし司馬さんがHEY!HEY!HEY!にシヴァfeat.djshun(陳瞬臣)で出演して、松本さんにこんな話したら、「ありえへん!」と二回叫んでうるさいわ!と松本さんがハマタに殴られてるところですよ。

北海道や神田を巡る回も買ってきたのですが、神田ではまず間違いなくカレーかとんかつだろうな。つうことはカツカレーか。北海道でもカニがいっぱいほたていっぱいをかなぐりすててそばとか食ってるんだろうな。今から楽しみですわ。

誠に余談だが。ビスコっていえば、じゃりん子チエでやくざが賭博する時お金代わりにビスコを使って、おまわりさんには「はい、ビスコ!」と出していたのを思い出した。なんとなく、あの世界で暮らしたい。司馬さんがビスコ食ってる横でホルモン食いてえ。