カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

長い長いさんぽ

須藤真澄さんは、ゆんたんと生きてきた。これからは…
そんな中、コミックビーム今月号でゆんたん邂逅話。

自分は、もう七年前か。仲良く猫を亡くした。冷たくなる瞬間、1が0になる瞬間がわかるのね、生物って。0になっても、でもそこにいるのは、おいてあるのは一緒に暮らしてきた猫なんだよね。そのピンとこなさで、家族はみな行った火葬にも仕事の都合で行けなかった。死を終わらす大切な工程をとばしてしまったため、未だに猫と暮らしている気持だし、そこに猫が寝てる距離感を感じている。かといっていないこともわかっているので苦しい。
苦しいけど、確かにそこにいたのだもの。なら今も確かかもよ。ふっと振り向くと、眠そうに見つめる。オレも手元のマンガに視線を戻す。なにがどってことでもないそんな空間をまた共にしたい。

5月14日。我が家で暮らしていた猫の命日。この日は生前彼女が大好きだったアジの干物としらすを食べます。しらすを買ってくると、人間サイドの分食べつくされそうになるけど2割死守!みたいな、みたいなな、そんなのが楽しかったのよ。のだよ。

ん?泣いてなんかないよ。

追記:ヤバイ、俄かには信じられないほど泣き始めてる。あれだよ、エシディシ。