カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

エウレカはEROい

このエウレカのEROさに耐えかねて、おもむろにエウレカー!と素っ裸で街を走り出しアルキメデスのモノマネを試みようとした刹那、風呂場の段差に足の小指ぶつけてエウレカのエの字も発音できずにレカレカする日々を過ごしているのでエウレカセブンに対するオレの1/3の純情な感情と2/3ほどの異常な愛情と嫌悪感を伝えることが中々難儀な作業なのですけど、一体どうしたらこのアニメと素直に向き合える日がくるのでしょうか。
もうね、しんどいねん!佐藤大の私小説ってことはもうわかりました。で、分かった上でそれを日清ヘルシーリセッターして楽しもうと試みるのだけど、こないだの総集編もな、もうな、あのヒゲの人がもう佐藤大なわけやないですか。時代を見てきた自分のいた時代をルポしちゃってるわけやないですか。そんでレントン何聴いとん、と問うならば、KAGAMIなわけやないですか。あぁもう書いててこっ恥ずかしくなる、このオタク仕掛けのグランジサブカル風味ケミカル香草和えのオレ位置がうらめしい。

みなさん、元気ですかー?お手紙、届きましたか?愛、おぼえてますか?ミンメイは、あぁミンメイはどうでもええわ(放置かよ)。
それより、今回変わったOP・ED曲がはずしとる。映像は良い。EDのもっさりした80年代ダサさはまあ、オイタしちゃったんだろう。それもよし。でも、オレはあの時代を生き抜いた人間として、例えばちょい前の朝生で帝国軍人の人が聞き語りをしていたのですけど、そのように、あのころの事を語らなくてはいけないのか。今現在エウレカで進行していることというのは、サブカルを特権と誤認識したエリートたちが勝手自儘に振る舞い、レントンの靴出そうぜおまいら愚民の薄汚い指でとりあえずクリックしとけ、あと10秒でぬるいネクター買ってこいよってことです。小脇にはエレキングとスタジオヴォイスをかかえ、不器用にネクター運んでくるテクノ坊主気取った彼にそっと声をかける。「お前が一員の担う革命、起こってんぞ」と。

オレは、このエウレカセブンを、例えば「チ○ポ「マ○コ」なぞの飛び交う宴会に佇めるそういう女子のように過ごしていきたい。
808やらLFOやら野田努禁止ホールのような、そういう放送禁止用語弾幕をかいくぐりいかに辿り着くか。
そして、オレのこの戦略目標は「破綻するであろう物語後半に思いを馳せるためにはいかなる手段に訴えても視聴する努力を怠らない」という観点からは、そもそも破綻しなさそうーなだらかーに海抜0メートルで終わっていきそうーって時点でもう打つ手無し。





観ますよ?レントンの靴買いますよ?買わないけども。だってプロデューサーが「カルトアニメになります」っていうんだから仕方がない。胆でもなめなきゃいられない。