カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

新居昭乃 20th annversary live series

新居昭乃さんのLa・イヴに行って参りました。ドタキャンくらったのですけど、mixi経由でたまたま新宿まで出ていた某さん(書いてええのかしら)を無理やり捕まえ、「はいお兄さんパー券あるよパー券買うよねえ」と恐喝まがいの行為で売りつけ、なんとか事なきを得ました。ありがとうグランセイザー、ありがとうmiximixi先生の作品が読めるのはmixiだけ!mixi先生の次回作をご期待ください!(えー?連載終わっちゃったの?)

で、昭乃さんのライブは初めてだったのですけど、なにしろヤラレました。あの妖精空間に。魔空空間とは逆方向に歯車回され、時間のねじれ現象が起きました。あの声は卑怯ですね。

で、ライブでビックリしたのが、映像ですね。映像そのものももちろん楽曲に合った幻想的な(なんて語彙がないのだろう)効果があるのですけど、舞台の前に透けるスクリーンをカーテンのように張り、そこに映像が。手前に映像がくるだけで、感覚のずれが起きて、そこに吸い込まれていきますね。去年行ったデヴィッド・シルヴィアンのライブでも映像流してたけど、あくまで演奏者の後ろ側なので、「演奏している後ろに映像が流れているな」と当たり前の現実認識が出来るんですけど、手前にこられた途端狂う。オレがお前でお前がオレで。坂を転げていくわけです。このままラベンダーの香りを嗅いで過去にも戻れたらいいのにと思いました。

一生鉱石ラジオを聴くだけで日給が出ればいいのに。