カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

毎週金曜は耳殺の日

また耳をすます季節がやってきた。
金曜ロードショー『耳をすませば』
シブリアニメはDVDで観てもどうも気がのらなく、テレビでリアルタイムに観るのがいいのかもしれない。で、いくらか月日が経ってから観返してその時のCMでその時の空気を思い出すプレイ。

耳をすませば』でなんかおもしろおかしいこと書けないかなあと思ったんだけど、おもしろおかしいこと書いてあったのでもういいや。

「耳をすませば」予習

で、耳をすます季節に思い出すものといえばこれ、っちゅうことで、死体に鞭打つ行為ですけども。

「耳をすませば」を観て自殺
「耳をすませば」を観て自殺 WEBアーカイブ

大変まっとうな答えとしてこちら。ステキ、shunさん抱いて揉みに揉んでー!

アンカライト 耳をすませば


はてなで誤読したり、その文意なぞほったらかしで自分がつっつきたい部分を抽出してこじれたりねじれたり、そういう遊びをしている人がいますけれども、このエントリでのこじれというかディスコミュニケーションぶりは何度見ても面白い、いやなんともはやで、このコメント欄だけでメシが何杯でも食べられます。あらやだ、ちょくちょくあたしの書き込みも出てるわ、恥ずかしい。もうお婿にいけないいけやしない。
しかし、文意などどうでもよく、ともかく僕たちのあたしたちの聖蹟桜ヶ丘をそんな目でみないで!オタクハラスメントよ!という断固とした潔癖がすごい。

なにしろ、自分にとってこの映画は好きな映画の一つではあったけど内容に関しては特別な思いはなかったので、ここまで思い入れている人たちがいたんだ…という驚きが強かった。

まあこの映画を観に行った時のことに関しては特別な思いはあるけれども。「好きなひとが、できました。」的な?キャッ、何言わせるのよ!パワーハラスメントよあまつさえ環境アセスメントよ!おまわりさーん!

そういやこの映画って自分としては当時を思い出したりせずにその時代ごとにしれっと観ているけど、なにげに95年なんていう激動の年に上映されていたのね。
ウィキペディア 1995年

そういった感想は、オレがこの映画に時代性を感じていないからなんだけれども、この機会にこの映画がどういうものだったのかを知ろうとこちらを読んでみました。
Whisper of the Heart
こちらのこのコンテンツがかなり目からウロコ。
物語から,現代日本を考察する
耳をすませば」を観て自殺のエントリでも指摘されていますが、この映画の、デフォルメされた人物に比してあまりに圧倒的なリアリティを持つ背景からここまでの情報量を導き出せるのか…感動した。

今回の放送では、ちょっとそういったことを意識して観ようかと思う。バイオリン作りを目指す彼(シンジ)くんを。だからだ れ や ね ん ! ! ! !

あと余談ですけど、「のび太の恐竜 2006」の前半部分で、ちょっと耳をすませばが脳内フラッシュバックした。単に、デフォルメされたキャラが極めてリアルな(そう勘違いさせるような)背景の中で動いている、存在しているあの感じ。

まあとにかく。今日はみんな耳をすまそうぜ!そして各自死にたくなったりそんな見方は失礼ですと金切り声あげたりすればいいじゃない。まあオレは夜勤でリアルタイムでは観られないんだけど。夢オチの次にタブーな夜勤オチ。