カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

PRIDE(実況)

素晴らしい。なにが素晴らしいって、解説が高阪さんですよ!あ、横に高田がいやがる。高田さんはハッスルに専念すればいいのに。せっかくあちらではものすごい才能を開花させているんだから。

・島田さん
やっぱブーイング減ったね。儀式として残していって欲しいものだ。

・ジェイソン・ブラックVSオ・ウォンジン
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a01.html
マウントを返せたことが「力」なのか「タイミング」なのかってだけを言ってもらえるだけでも見ていて分かりやすい。高阪さん万歳。
試合は終始ブラックがほぼ完璧に首狩りに行ったが、ウォンジンが強引に返す。その後スタンドでのどつきあいになるがウォンジンのスタミナ失速。
いやあでも面白かった。早くも昨日のK-1ショックを払拭。

ムリーロ・ブスタマンチVSアマール・スロエフ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a02.html
いやあ何がすごいって、この試合、フルラウンドスタンドだけの展開で、高田の解説だったらあまり楽しめないような内容と勘違いしそうなのだが、高阪さんの解説で一見動いていない中何が起きているのかをどんどん言ってくださるわけですよ。つかビクッとするフレーズ連発ですよ「腰が磐石」とか「カウンターにカウンターを重ねたあとタックルに行った」とか。
今日は試合というよりも世界一受けたい授業の一環として高阪先生の授業を受講したいと思います。
そんな高阪さんに妬心を覚えたのか、すぐ高田が割って入るのだけど、実況も段々高阪へふる割合が多くなってきてますよ。
あ、試合は、スロエフがワンチャンスをものにしてフック一閃。ブス先生倒れる。その印象が強く判定勝ち。ブス先生に色を消されていたけど、スロエフは面白そうな選手。

・閑話休題
こういう時、skypeでグダグダ実況できる相手が欲しい。そのためには格闘好き且つスカパー持ちというかなり敷居の高い条件が…うう

パウロ・フィリオVSグレゴリー・ブーシェラゲム
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a03.html
なんか、高田さんも同時に高阪授業受けてるぞ。具体的には便利そうなフレーズをその場で覚えていってるぞ。
フィリオがすごすぎる。体捌きに隙がなし。ここまできたら一本決めていただきたいところ。あ、終わってもうた。判定ながらフィリオ圧勝。
高阪さんの解説は、「現状どうなのか」「この先どうなるか」というのと、オレなぞが考えるような、なぜここでそうしないの?という疑問に「なぜそう(選択)しないのか」を逐一言語化してくださるのだなあ。なんだこの人、ひょっとすると、神だろ?

・長南 亮VSジョーイ・ヴィラセニョール
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a04.html
長南さんは異様に蹴りに執着していて、揺れやすい脳にパンチ合わせられないかなあと不安になる。ダン・ヘンダーソンのもとで修行してなぜミドルキックにこだわるんだろう。
お、終盤ちょっとジョーイの口が開いてきたか。最後に長南パウンドにパウンド、サッカーボールキックで揺らがせて首を取りに行くも1Rゴング。インターバルを見ると、ジョーイの表情に疲れが。
2R、長南攻め続けるが、最後上を取られパウンドをもらい続けて、あーこれ判定どうなんだ。
2-1で長南。ほぼ互角で、目に残る印象は長南といった感じだったので、納得。

・瀧本 誠VSゲガール・ムサシ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a05.html
ああ僕は どうして瀧本が好きになれないんだろう。そんな瀧本さんは、後ろをとられて右目がお岩さんみたいになってしまいました。右目が動いてない。随分やばそう。もちろんドクターストップ。

・石田 光洋VSマーカス・アウレリオ
1R、食事に付き未見。どうやら石田さんが押していたらしい。
2R、石田が圧倒パウンド。心臓つぶれるまでパウンド。これ勝つなあ。
石田、勝ちました。なぜ茨城は格闘人材を輩出するのだろう。

・川尻 達也VSチャ−ルズ・“クレイジー・ホース”・ベネット
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a07.html
ベネットさんはどうもレベルアップときめくつもりはないようで、最初に観た時のままの姿でいるわけで、ちょっと戦線離脱を考えた方がいいんでないかなあという。つまり、川尻さんが関節で圧勝です。いつも関節に対処できてへんやん、ベネット。

・休憩
なので風呂。

桜井“マッハ”速人VSオラフ・アルフォンソ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a08.html
事件があったわけですが、あのことを思うと最近自分に、あ!試合終わった。ずぼっとストレートが刺さりました。すんげえ勝ち方。マッハかっこええなあ。
あの事件の土木作業員の方、見てますか?よかったですね、マッハさんがああいう考え方で。

・郷野 聡寛VSヘクター・ロンバード
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a09.html
郷野の入場が地味に面白いので地上波でもやって欲しいってわー!開始早々すごい展開。この温度差は、地上波の絵ヅラとしても、これ入場からやった方がええわ。
郷野が、ヘクターの苦手な部分を添削するようにネチネチ攻撃し始め、ペースは完全に郷野に。1R終了。ヘクターはスタミナ切れのようなのでこのままなら郷野がいけそうだが、一発がこわいですね。ってことを今高田さんも言っており、かぶってもうた。チキショウ。
うーん、1R郷野、2Rヘクターだろうか。あ、郷野勝った。郷野が相手のHPを吸い取っていった印象が強かった。郷野さんの試合はいつも地味なんだけど、なんとなく面白いのはなんなのだろう。

ムリーロ・ニンジャVSデニス・カーン
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a10.html
シュートボクセはミドルに人材多すぎるので、ニンジャさんのウェルター参戦は正解だと思います。にしてもすごい減量。
昔から見ているのでニンジャさんを応援したいところだけど、デニス・カーンさんは隙がない強さでどうなるんだか。打撃戦だろうか。デニスさんのロボ声でコーホーコーホー息しながらしゃべんじゃねえの的な強さも好きだ。
わ、ニンジャ別人。顔も変わってる感じ。
カーンが秒殺。うーん、カーンの強さもあるけど、減量に無理があったんではないかなあ。

・三崎 和雄VSフィル・バローニ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200606/04/a11.html
これを書いている時点で、この試合が終わってから20分くらい経ってしまったので、なんとなく書くモチベーションが失われながらも、試合自体は面白かった。というか、今までフィルに対してこういう展開を日本人が出来なかったことの方が「?」なんだけども。今回はフィルのパンチの精度があがっていたように思われたけど、以前までは大ぶりなだけで、でもそれが当たってきちゃってたんだよなあ。なんつて、素人目ですけど。
というわけで、三崎さんが判定ながらも完勝。ほぼ全てのパンチを見切った絵がマンガのようだった。

総括:
ウェルター級トーナメント、ふたを開けるとまあしかしDSEは選手そろえるなあという。全員すごかったですよ。それを勝ち上がった7人はもっとすごいわけですな。
ただ、この先を見ると、勝ち上がった日本人三人の行く先がかなり不安で、特にパウロ・フィリオデニス・カーンが別格な気がして怖すぎる。

それと、今回の大会の結果を踏まえ、キミキス日記をつけてたけどたるくなったのでやめます。だって、恋に攻略なんて無粋だろ?(三方ヶ原の合戦後描かせた家康公自画像まんまの憔悴しきった表情で。もちろん絶賛脱糞中)