カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

NIKKI日記

ミッシェルガンジェットシティーガールスクールりにおける「クールり」、いや突き詰めて言えば「り」の人が全アルバムを語る記事があったので数年ぶりにロキノンジャパンを買いました。

ボクなぞは『TEAM ROCK』『THE WORLD IS MINE』は前から聴いていて、最近やっとこ『NIKKI』を聴いたというだけのり歴なので、りに対してどうこう思うところを述べられるような立場じゃないのかもしれないですけど述べます。

あれやね、音楽活動の全経歴が自意識をこじらせる歴史なんですな。そのこじらせかたがそれぞれのアルバムで出方が違うだけで。
自分にとってのいいこじらせを感じるのは『TEAM ROCK』で、なぜかというと聴いただけでこじらせてるって分かるじゃないですか、岸田さんのこと知らなくても。
まあ、『THE WORLD IS MINE』の『WORLD'S END SUPERNOVA』での開き直りっぷりをどうするかをこじらせてアルバムとしての態を成してない感じも好きなんですけど。

結論:レコード会社のアレで『ラヴぃ』がiTMSで配信されてないから困ります。

 
くるり、いやりからは話が変わりますが、最近ドラマづいていて『マイボス・マイヒーロー』なんてものも観ているのですけど、これ観てていつも思うのは10代の顔と20代の顔の圧倒的な違い。職場でも20代の顔の造形にしか触れておらず、もう10代の顔見ると自分との差に卒倒する。
このドラマでは20代の長瀬くんが年を偽って高校に通っているので周りは10代ですよ。骨格も違う。まあ10代の野郎の、この熱量の高さが耐えられない。いやオレもあんなんだったんだよなあ。

で、ロキノンジャパンを読んでいて、もちろん知らないバンドが9割を占める…上に、みな顔が初々しくてねえ。あー、軽音楽部でやってんの?みたいな感じの若さが溢れていて、もう耐えられない。音楽自体じゃないですよ。だって聴いてないし。もう顔に出る年齢差が耐えられない。
で、りの岸田さんも30だからホッとするし、ページをめくるたびに助けてー!という気持ちにかられる中吉井和哉さんを見つけるとまた一息つけるという。頬のたるみがないとダメ、落ち着かない。あと、童顔がコンプレックスで無理に生やそう伸ばそうとしている背伸び髭じゃなくて、剃ってんのにおヒゲのガンダムと認定されるようなあの30代臭さが愛しい。

で、これは逆に考えると、20代の人から見たら30代、それも前半であろうとも相当なおっさんに捉えられているのだろうなあという。事実自分が新卒で社会に出た際、30越えてる人はおっさんだったものなあ。いわんや10代から20代をや。

最終言論:
オトナファミとか出してもね、買うわけない。そういう特定層をターゲットしてみました!的な雑誌創刊やめてくんない?もう。え、荒井清和さんのべーしっ君のってんの?しかも『おとなべーしっ君』?買うわ、すごい買う。