カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

60億分の一

しっかし、こないだのPRIDE無差別級GPの準決勝・決勝は面白すぎてたまらない。何度観ても鳥肌が立つ、でいいのかなあ、TK?もっと、「際(きわ)」とか「生物として強い」とか言った方がいい?(お伺いを立てる高田声で)
あと、南明奈をフレッシュサポーターとして香港に倣って100年契約しちゃったんだけど、あれまずかったかなあTK?いや聞くまでもなくまずかったよなあ、どうしよっかなあ、大脳小脳フル回転、綾小路袋小路だよTK…
明奈選手の際(きわ)は、基本的にチャフのようにまんべんなくふりまかれているのだけど、その中でも際(きわ)と言える、白眉はこれに決まってるのです。

南明奈「美濃輪選手、どうでしたか?」

美濃輪育久「新型でした。」

南明奈「入場曲とタイツが変わったのですが…。」

美濃輪育久「新型です。新型です。」

南明奈「新型…そうなんだ…(注:894に戻そう遣唐使という語呂合わせへの感慨とともに、PRIDEのここに至るまでの歴史すらも894に戻しそうな、イヤボーン的破壊力を持った憂い満点の表情で)。やっぱりバター・ビーン選手は重たかったですか?」

美濃輪育久「いや、重いですけど人間なんで。新型スタイルでいけば一緒です。」

南明奈「今回、新型ばかりですね?」

美濃輪育久「いや、もちろん新型です。」

南明奈「超人には近づけましたか?」

美濃輪育久「もう…もうちょいです、はい。まだまだ…勉強してきます。」

南明奈「頑張って下さい、次も。はぁ…なるほど…(注:江畑さんや柳生博さんのような銀河系を髪型で再現しようと試みる歴史の先生からなんとなく教わった鎌倉幕府成立の年やる気なく語呂合わせで覚えようとするような、決していい国作れなさそうなうすらとぼけた表情で)。」

あ、いや、このやりとりではいかに美濃輪さんが涅槃に片足つっこんでるかしか伝わらない。著しく南明奈さんが常識人に見えてしまう。確かに美濃輪さんはナヴァーナへたどり着いているけれども、南明奈さんもそうとうヤヴァイうぶ湯に浸かっているということを言いたいのです。つってもまだ17歳なんだよな。あんなもんか。むほほ。

ところで、そんなこんなが盛りだくさんであった無差別級GPの決勝が行われる大会が期間限定でネット配信されるんですな。
http://www.dmm.com/monthly/pride_gp20063/

これは是非!とオススメしたいところなのだが…いかんせん期間限定で、視聴期間30日。そして保存できない(んですよね?普通なら)といった中1,980円というのは果たして妥当なのだろうか…
そして、正直見所というか肝は準決勝・決勝にしかなく他の試合に果たしてお金を払う気になれるのか否かという。で、払わない方がいいと思ってしまうオレです。
これ、試合毎にバラ売りした方が良かったんじゃないかなあ。大会全体としてのコンテンツとしては見劣るということはもう分かっているのだから、そういう手も打ち得たとは思うのだけど…なあ。