戦雲の夢

新装版 戦雲の夢 (講談社文庫)

ボクはこの小説が大好きで何度も読んでおり、今大河ドラマで山内家の土佐入国での一領具足虐殺話をやっている流れで、久々に読みたくなり再購入。司馬作品は、活字が大きくなって再発される度にちまちま集めてます。あ、ちなみに主人公は、山内さんがくるってんで追い出された長曾我部盛親さんです。

まあこの小説を買う際にはね、どうにもそういう謂われがあるのか知らないが、書店で妙なしおりを挟んでくださりやがるという都市伝説がありましてね、四年前に購入した時にはね、「満月をさがして」しおりですよ。なんでですか。なんで鬼が棲むと言われる土佐っぽの物語に満月か。死んでも死にきれなくもないが、神山満月さんをさがしてもさがしきれない。そんな恋の手がかり見つかりゃしない。

↓これですよ。

で、今回買ってきましてね、あぁしおりいれてくれるんだなんて親切な方なんだこんな親切な人に初めて出遭ったわ、もしや前世でMajiに恋してない？なんなら五秒後結婚しない？と思ったわけだけど、電車の中で開いて鼻出ましたよ。

↓これですよ。

なにが二次元ドリーム文庫か。なにがちょっとエッチなライトノベルか！ちょっとエッチな気分になってしまったではないか！
しかも、職場にちょろっとおいておいたら、まんまと発見されて、「これ誰んすかぁ？」などと言われてしまったではないか！どういうリアクション芸人なんだよオレは。はさみっぱなしにしておかなけりゃよかった。

四年前はちゃんとデジカメ持ってて、今はそれなくしちゃって京ぽんの10万画素しかカメラがないというオレに幸あれかし。