カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

北方水滸伝4巻

の発売日が分からない。公式HPを見ても3巻の発売を高らかに謳いあげている。
http://www.shueisha.co.jp/suikoden/

もちろん、20日前後に発売するなんてことは分かっているのだけど、待ちきれるものではない。
マンガだと一ヶ月の発売日一覧なぞ書店に貼ってあるけど、文庫って直前までわからんのですかね。

しょうがないので、公式HPの質問コーナーでも読んでみました。
http://www.shueisha.co.jp/suikoden/answer/index.html


お写真を拝見しましたが、最近の先生は痩せたように感じます。
なにか、生活に変化がありましたか?
また、先生の健康の秘訣などがありましたら、教えていただけないでしょうか。


まずはじめに断わっておくが、ある巻数まで刊行が進むまで、具体的な内容の質問には答えにくい。それを考えた上で、質問してくれ。俺と私が混同した答えになるが、そのときの気分を大事にしたからで、表現の不統一とは思わないでくれ。
さて、俺は確かに痩せはじめた。病気ではなく、ダイエットなのだ。あることで、自分の体力のなさに愕然とした。特に持久力だな。瞬発力は、若者相手でもまだ自信はある。だから生きるか死ぬかの勝負だったら、絶対俺が勝つぞ。友人たちには妄想だといわれるがね。俺は筋トレをやりながら痩せて、40台の持久力を取り戻したい。何のためか。長生きをしたいからではないぞ。俺は、これまでの旅の中で、必ずここにもう一度帰ってこようと思った場所を、いくつか心に抱いたままだ。そして馬齢を重ね、57歳も終わろうとしていた。必ず帰る場所を、心から消すべきではないと思った。行こうと思った時、とても行ける持久力がない、とも実感したのだ。俺が行こうと思っているところは、三日荷を背負って歩かなければならないところもある。昼間45度、夜零下20度になる、高地の砂漠もある。そこへ行くための体力づくりと減量で、痩せたのである。そしていま、59歳。遅くない。もう少し持久力をつけて、行ってくるつもりだ。
西瓜丸呑みと言われた俺の腹から、いま腹筋が浮き出してくる。困ったのは、服を全部作り変えなければならなくなったことだ。ま、いいか。

す、素晴らしい…きっと軽い気持ちで体調を気遣ったのだろうけど、その答えは触れなば斬らんといった態。単なるダイエットなのに…

ちなみに参考までに。
北方先生に訊け!
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/059/p01.html

Club水滸伝に入ればこんな態を成した珠玉のメッセージが届くので、臆すことなく是非に是非に空メールを送りつけること推奨するものなり。

水滸伝を一週間ほど堪能したあとの三週間は別のものを読むサイクルになっており、発売までは、とりあえずこないだ激はまりした井沢元彦著『野望』を読み終えてさらに激はまりした信玄謙信関連の書物でも読もうかなあと。謙信はほんと何考えてんだ。やー、無知の素晴らしさ。今までこの辺全く知らなかったので、楽しくて楽しくてしかたがない。
で保てなかったらもう諦めて北方先生の太平記関連物でも攻めようかと思う。