カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

ドラちゃんの映画観てきた

ドラちゃんのトレーラーあるやないですか。
http://dora-magic.com/trailer/trailer061201l.html
あ、そうか、これ時を止められるんだストッピングできるんだ!なぞというゼロ年代初板橋発レコメン発のキラメキを発したので、しずちゃんのパンチラシーンで映像と地球を静止させたままタブブラウザ色々開いていたのだけど、そうすると時折目に入るしずちゃんのパンツが頭から離れなくなって、そうだ観に行こう!(しずちゃんのパンツを!右手にパンを!)というわけで、ドラちゃんの映画観に行ってきました。

感想:
開演前に劇場前で宇崎竜童さん作曲「ハグしちゃお」がパワープレイされており、子供らが踊り狂ったり歌い上げていたりして、なんだ夏川りみは平成のオエイシスか!?つうかオエイシスだって平成だっつーのwwwwがははは!なぞとレイヴをシラフで眺める傍観者的に、やべえこれオレ一人アウェイか?と気後れしながら劇場へ。まあ子連れでないおっさん一人で観に来ること自体に気後れていった方が社会的にはモアベター。

で、前作より至極まとまっていて完成度としてはこちらの方が高い、はずなんだけど、まとまりすぎているのかしら、フックが少ない。
前作は、ブツ切られていて全体で見るとどうなんだろうと思わせるも、ここぞという切り取りがあってそういうフックのみでノーベル賞(飴ちゃんの方の)をあげたかったのですけど、そういうのが少ない、というのは劇場の子供の反応としても指差し笑いが少なかったことでも分かる。
中盤まで間延びした印象で、中盤からのアクションシーンが多発してくるまで、ウーンと思っていたのだけど、後半とあるギャグシーンで子供が「ちげぇねぇ!」的に大笑いしてなんと拍手までしており、まあオレも面白かったのだけど、子供って拍手するんだな、おとなびてやがんなこのグランジのハムスターどもが、とか変なところで感心したり。
あそうか、うんこだ!序盤のつかみとしてうんこが出てこないからですよ!この星には、サプリとしてうんこ分が足りない。うんこって子供の価値観ヒエラルキーで絶頂へ統一じゃないですか。やっぱうんこ出さなきゃ。子供にゃあパンツよりもうんこ!パンツは格下呼ばわり。龍虎さんが言うなら、横綱にとったらあとの力士なんて虫けらですよ!うんこにとったらあとのパンツなんて虫けら同然!大家と店子は親子も同然!
まあオレはしずちゃんのパンツシーンを、腕を組みながらしきりに「このテイク、使える!」なぞと頷きながら観てたけどな。何に?あと、美夜子さんが後半されるアレとかな、アレ。まあ言わないけどな!大家と店子は親子も同然ということは、美夜子さんがアレされてるってことは相武さんがされるも同然。
なんだかんだで、最後まで観るともう感動バロメーターは上がったわけで、おっさんちょい涙ぐんだりしてみたわけで、終わりよければ全て良しだったので、まあええんじゃないかなあ。
ちなみに満月牧師を演じた河本さんには、アカデミーじゃなくてもいいならなんかしら助演男優賞を差し上げたい。「回避ー!」つうのがえらいかっこよかった。久本さんはどうでもええわ。意外と抵抗はなかったかという感じで。
 

締めとして、まあほぼ関係ないというかオエイシス繋がりってだけで貼っときますね。

読売新聞のノエル・ギャラガー(オアシス)の記事がカッコイイ
http://tiqjin2000.blog57.fc2.com/blog-entry-68.html

ギャラガーッ

 
追記:
劇場で貰えるドラちゃんフィギュアが、妙にエロティカルに見えるのはおとなのうがった視点だろうか。
f:id:diekatze:20070311001303j:image

そういや鑑賞中思ったことを書き忘れていたけど、野比家の食卓がえらい旨そうだった。特に味噌汁。