カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

テレビ

PRIDEまんまの演出という事で観た『ネタ祭り2007夏の陣〜お笑いの精鋭達よ…出て来いやぁぁツ!!〜』なんだけども、これはどうなんだ。
そのパロぶりが完成度高かったことで返って格闘技観戦好きからのメタ視点に終始していて、且つ芸人さんにとっては夏場の定例化していないこの番組に対するモチベーションが高くなくちぐはぐっていた感。で、そんなメタ視点一般視聴者に伝わらんだろと。オーロラビジョンに映るチュートリアルのロゴがシュートボクセになってるとかよう。
そして高田さんがえらい浮いてしまっていたことも悲しげにたゆたっていた。とはいえやっぱり佐藤節ってのはええなあと思った。佐藤さんは暗雲立ち込めるのと雷が好きなんだな。

まあ途中から風林火山にカラーテレビのチャンネルをガチャガチャと回したのだけど、どうなんだ。
別撮りはあらゆる場面で多いのだけど、Gacktさんの時だけ如実に感じる。Gacktさんの(別の人が演じてる)後姿というのがあからさまに別人なので目立つし、Gacktさんの演技も溶け込む気が一切ない辺りからも目立ってしまうのだろうか。
あと、Gacktさんの演技のムラというのは、黒目の割合が多すぎる時はイマイチノリが悪い時で細めがちな時はハマっている時だという切り分けをしてみた。つかGacktさんってあそこまで黒目大きかったっけ…

まあ今週は、風吹ジュンさんと対した亀さんが細やかかと思わせつつ相変わらずな顔芸を見せてくれたのでよかったです。信繁を見る時の右方向見過ぎぶりを堪能。右方向になくなり皆既黒目かと思った。
あと一国の主、具体的には甲斐の守護が母上の発言に動揺するときはここまで目をキョドるのだぞ、イタガキーッ!的な。

あーあとそれからですね、今フジテレビでチュモンっていう韓国の歴史ドラマやってるんですわ。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/chumon/index.html

地図で示された楽浪郡などの位置が相当西北に示されていて、このドラマが放送されていた当時中国と高句麗などの歴史認識で揉めてたよなあとかそういう政治的な意図がどうにも見えてしまうわけなんですけども、ともかくヒロインを坂本真綾さんが演じるってことで観たんですけども、あまりかわいくないのでどうしたものかと。それから女性の衣装でえらい現代的なものを着ていなさる方がいらっしゃって、この時代史料がないとはいえいくらなんでもそれはないだろうという感じなのだけど見続けたら面白いのかしら。