Q.KISSに撃たれて眠りたい?
A.BEERをあおって眠りたいです。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 文庫
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北方水滸伝十六巻あとがきの吉川晃司さんが大変ロックだということを知りまして、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=692431782&owner_id=89980
今読み返し作業真っ盛りなので本編読んでないけど、ともかくあとがきだけ読んでみた。
や、やべえ…ダーク・ロックの鐘を鳴らしたけりゃ俺を倒してから死ね、まあそうやって死んでも弔いの鐘すら鳴らないだろうがなと言わんばかりのアレ具合に仕上がっており、オレも全然人の事言えないけど、これはひどい!(誉め言葉)
ロックンローラーも完全無欠になりさえすれば文章でもロックを体現できるのだなあ。具体的には感極まって林冲になりきりはじめちゃうところでの不自然な改行。そして、この人いつもライブピークにはシンバルを真島くん並に蹴っ飛ばすのだが、あまつさえそれを旋風脚とか言い出す始末。
ネタばれ的な部分はあんまりないようなので、是非このシリーズ未読の方もここだけ立ち読みしてはいかが?
去年辺りに酒の席で職場の上司とロックに上品と下品はあるのか論争を繰り広げ、あると言い放つ上司に徹底的にNONというかロック≒下品というか上品ならポップでしょというか薄汚いからええんでしょ的な布告を突きつけたりしたことがあったんだが、そんなことはもう上司も忘れてんだろうと思っていたら、会話のキャッチボールが少ない中ぽつりと
「お前と合う話題ねえもんなあ。ロック観も違うしなあ。なあ?」
と言われオレ思わずブルッとくる、そんなロックなオレがおすすめするんだから間違いない。あ〜もっと揺さぶってくれ魂を!(by吉川)
ちなみに吉川さんはテレビでも中国史への造詣について話してるインタビュー見たり、ライブのMCで若い客に選挙へ行くことをすすめてたりするのを見たこともあって、なんかいいおじさんになったんだなあという感慨。