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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

サケノスフィア

飲酒

建国記念の日新居昭乃さんのライブ「フユノスフィア」体験以降、夢世界と現実の境界線が曖昧且つ緩慢になり、不意に多幸感に包まれたり急に障壁が目の前に立ちふさがったりする日常なのですが、ソフマップワールド並に繰り返されたかぜよみを覆しフユノスフィア世界が視界に広がることになっており、ここにかぜよみの民とフユノスフィアの民による僕らの100年戦争が勃発するも、後世の歴史家が後に言う
「別にどっちも中高生辺りが『周りの奴らこんな音楽聴いてないだろほらこんな無国籍音楽的なアレ聴いてる自分ステキウットリ』という背伸びアイテム同士なんだから仲良くしたら宣言」
の受諾により2分で終結。ここに、かぜよみの民とフユノスフィアの民が共存する千年王国が建国されたことを宣言するともに、糖質も70%オフにしたことすら宣言ス!(元首は今、淡麗グリーンラベルを飲み悦に入っているご様子)

あ、城跡攻め日記を書こうと思っていたのだけど相変わらず出オチこと枕の文章が長くなったので、せっかくだからフユノスフィアの感想でも書くべか。もちろんちゃんとしたレポにはならない。というか書くスキルがない。ので随想的に。

ところはお台場Zepp Tokyo。空は雲がかかる陰鬱な天候であり、お台場の、あの点々と非現実的なバブル建築物が存在する風景で構築されており、当日の寒さもあり、早く会場内に逃げ込みたい気分に駆られる。
逃げ込んだ先には、前回ライブでもあった巨大な球体。あぁ、オレはここにて救済される。そういう思いに早くも包まれる。
包まれながら、グッズ売り場に並んでみる。ひたすら並ぶ。特になんも考えず、パンフ買おうとか思っていたのだが、長時間並んだあげくたどり着いたらパンフ自体が存在してなかったわ。たはは、おじさんぬかったわ…あたし恥ずかしい!そのぐらい確認してから並べよってことと、スポーツ万能頭脳明晰なのに第二ボタンまではだけて悪ぶってるハスっぱなアイツに、もしかしたらKOIしちゃってるかもってことに☆(頬かぁっ)(アルコールの代謝が間に合ってない典型的なおっさんの赤ら顔)
普通は事前にチェックするんだろうなこういうの。公式HPすらまともにみてない。これからは見よう…

エレクトロニカな音(今回のもトム・ヨークのソロ?前回はそうだったような。同席された方と話していて失念)が会場を包みながら開演。
ここからはもういつものアレですよ。いつものアレって言われても見てない人には全く伝わらんけど、もうめくるめく夢世界への旅路としか言いようがない。
昭乃さんの歌声。馴染むようなサポート陣の演奏。補完するという表現では生ぬるいほど昭乃ワールドを視覚に訴えるVJ。
前回アキノスフィアでは2列目の右端過ぎて、音の位相やら昭乃さんはピアノ越しにかろうじて見られるくらいなので映像を見るも常にKRAFTWERK『人間解体』のジャケ状態に首をかしげていたのでしんどかったのだけど、今回は16列目のほぼ中央で、昭乃さんも捉えられ、大胆に設置された巨大球体も含めたVJも十二分に堪能。危うく涅槃に片足つっこんだ。
4月にいよいよ発売される新譜からの曲もかなり披露され、またことごとく良い。困った。たまらん。そして、ラジオ「Viridian House」で存分に発揮されていた妖精トーク。オレ、常時好々爺のような破顔。
この人は、きっと境界線の住人なんだろうなあ…多分どこかしら逃避したがっている人間にしか見えないし声も届かない。日経で差をつけようとしている人やプレジデントを読むダブルのスーツに身を包む実業家には決して見えない存在。オレらにだけささやきかけてくれる存在。

MCにて、前回延期された大事な発表ですということで、「結婚しまーす、なんて」とジョークをかましつつ(個人的には前回それかと想像してたので一瞬ビクッとなったり)、パリ公演をやりますとの発表。今回はツアーもあるとか。
http://www.francetravel.co.jp/

おいおい、超行きたいじゃないか。しかも昭乃さん曰く「私が食事してるところを見られます」ってよ!てよじゃない。
まあ仕事上そんなスケジュール不可能だしそもそも金も傘もないので即現実に戻る。行ける人はええなあ…

ライブは佳境へ。『WANNA BE AN ANGEL』の歌声高らかに、VJの神々しさ降りそそぐ。涅槃への旅立ち、完了。いまだ焼き付くその音と映像を手土産に夜勤へと旅立ったのであった。いやあの映像すごすぎやろ。浴びた浴びた。ガイガーカウンター振り切ってた。

ライブアレンジでの保刈さん独壇場ぶりが大好きで、昔の曲もライブバージョンのパックス・エレクトロニカーナぶりがたまらないので、平沢進さんに倣って新居昭乃『LIVEの方法』を出して欲しいと切に願うのであった。つか普通にライブDVD出して欲しい。ハンディカムでいいから。お金なら出すから!いくらならうなづくっていうの?言い値でいいわよ!?

そういや思ったのが、坂本真綾さんがライブにて、あ、もちろん海馬がいかれてるのでアバウトで超訳ですけど、
「こつこつと毎日を過ごして、今日みたいなライブで一緒になって、また日常に帰っていく、その日常っていうのはとても大切」
的な事をおっしゃっていたと思うのですけど、昭乃さんも前回のアキノスフィア同様フユノスフィアの世界観を、あ、またアバウトで超訳ですけど、
「この空間も、日常もひっくるめてフユノスフィアです」
というような旨をおっしゃっており、なんか、そうだよねというか、現に今そうして過ごしてる。
現実が中々辛かったりするのだけど、フユノスフィアの空間、アキノ世界は逃避場所として全く別空間に存在するわけではなく、常に地続きで、いつだってそこに訪れる事は出来るし、通勤電車でいつでも会えるわけですね。えーっと、具体的にはipodデ再生シマス。おい、そんなロボ声で言うなよ、冷めるじゃなイカ。

まあともかく、オレの恣意かもしれんけど、真綾さんと昭乃さんが似た趣旨の事をおっしゃっていたと捉えており、ついFMラジオでやっていたVIRTUAL ADVENTURE EAST/WESTを思い出しました。
思えば坂本真綾さん目当てで聴き始めたラジオ。しかしその前にパーソナリティを担当されている新居昭乃さんの夢世界の住人ぶりに、ブルーマンデーを感じ寝付けない日々を過ごしていた自分を、心地よい眠りへと誘ってくれ、段々とファンになっていったのでした。そしてそんな繋がりで愛知に住んでいる会った事もない方と近しい仲になったりで、思い出サンセット。

ここにおいて人類は、マルクス主義を根本からくつがえす道程、すなわち『アキノスフィア』『フユノスフィア』『ソラノスフィア』という三段階の過程を経て、遂にその最終形態『エレクトロスフィア』への進歩へと到るのでアリマス!ツイニ、ワタシタチハ電脳空間ノジュウニントナッタノデアリマス!なんとあの佐藤大さんの思い描く世界の住人に!エ、エウレカー!(風呂を素っ裸で飛び出すレントン
また、当システムでは戦闘機に乗り自意識過剰になりながら白鳥由里声の子との会話が実現します。その興奮、抑えなくてもよくってよ?

よくってよとか言ってる場合ではなく、とんだ非公開日記ぶりをそのまま利根川に垂れ流すのであった。いずれ訴えられる。