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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

寄居モラトリアム

こないだの土曜は黒馬だけで構成された百騎ほどの騎馬隊を率い埼玉へ遠征してきました。ホントは一人です。一人ぼっちです。もちろん馬なんて乗れやしません。車すらペーパーなのだからして…
死の調練を行うと、率いているオレが真っ先に死に、オレのありようというものを目にものみせる、そういう態で過ごしてきた幾年月ですが、ここ最近城攻めを果敢に行う事によって、さすがに足腰が鍛えられてきました。
あと、ウォーキング用に開発されたというバイオフィッターさんの靴を用いる事によって実に快適に歩かせていただいているのですけど、以前から雨の日に靴が濡れそぼるトラウマからつい通気性はないが防水性の高いバージョンのを選んでしまい、これまで足の臭いというものをほぼ意識しないくらい臭いを感じたことのないオレの足及び靴が大変なスメルを打ち放ってきました。
そのアトモスフィア、際だつ。
使い始めの初期はそんな事なかったので、多分あまりに平山城を歩きすぎているのかもしれん。慌てふためき十円玉突っ込んだりリセッシュかましたり防臭対策に挑んでいる。つかちゃんと通気性を重視したバイオフィッターに切り替えるわ。雨の日以外に防水いらんしな。

そんな匂い立つよな醸し放題の冒頭文が既に長い上にくさいという惨憺たる異臭騒ぎですけど、まずは武蔵嵐山にある菅谷館跡へ。
駅前にはオレの名前を冠する看板もあり、幸先良いですね。
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一年半前に訪れてはいるけれども、あの時は落ち葉だらけでなあ。今回は堪能できた。主に毒ヘビ注意ぶりを。

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オイオイ聞いてないよ!(一年半前に行って写真にも撮りながら)
公園なのにマムシに注意せねばならないというのも乙ですよね。だからこそなんかもしれんけど、景観も大変乙です。

いい土塁だ。ナイス土塁。
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ここにある埼玉県立嵐山史跡の博物館にある城跡資料をゲットしつついよいよ今回のメイン、鉢形城跡へ。いや一年半前に行った時も同じコースやけど。

ここ最近ではマンガ「へうげもの」にも登場した、今旬の大河ドラマ的に言うと北村上杉景勝にも攻められ落城した鉢形城の跡です。

私生活も神は見ていると言われる、寄居へ。
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実は以前来た時は、鉢形城ってくらいだから東武東上線の鉢形で降りればいいんだろ?なぞと安易に降り国道沿いをえらい歩いたのだけど、寄居から行けば随分近かった。天文学的な方向音痴のオレのことなので、駅前にある観光協会のお姉さんに道筋を聞いてみたのだけど、
「まっすぐ行くだけで大丈夫ですよ!(普通の方なら…)」
という、かっこ内の声が聞こえてきがちながらも心強いお答え。さすがのオレもたどり着けました。

荒川沿いにある平山城。このような絶景。
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こ、これは攻めあぐねるっ…!35000の兵で攻めても一ヶ月耐えたのだものなあ。

いざ公園に入ると、ボーカリストという名の特効兵志願なのかわからんけど、ずうっとボイストレーニングしている若者がいたけど、目を合わせないように見て見ぬふりして進む。

やあすばらかしい。なにもかもすばらかしい。曲輪にも馬出にも虎口にも森羅万象あらゆるものに超反応。
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敷地内にある諏訪神社狂歌、いや川柳?も粋ですよね。どうかな…
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不況とはいえ少なくとも6軒以上は見たと思う、異常にホルモン屋が多い事が気になりながら、旅館も点在しており、別に普通に東武東上線で一時間少しで帰れるにもかかわらず素泊まりしたいなあと思いました。もうなんつうか、時折無性に自分の部屋以外で寝たくなる。無意味に。

急坂を登りまくり疲れ果てたその夜は、なにげに鎧に関するエトセトラを冠する飲み会に出席しておりました。

参考:
http://members.jcom.home.ne.jp/vampirdzhija/#090308
http://www.exa5.jp/sfs_diary/

なにこのサバト
週末と見れば欠かさず城攻めか博物館攻めを行う加齢臭行為を繰り返すおっさんのオレにはもうついていけんわ…というくらい盛り上がっておりました。
ビールを10数杯黙々と呑んで一人盛り上がっておりました。
呑みも終盤、ログさんとなにやら目が合ったのだけど、
「え?(なんかありました?)」
と言ったらボソリ
「…スチャダラアニに似てるよね」
とおっしゃって、内心、似てるとしたらボーズの方ではないのか…そうかへべれけになりロレツのまわってない辺りか…などと落ち込みそうになったのだけど、その一言で会話は終了しており、なぜその発言に至ったかが皆目検討がつかない状態のまま冷凍フォゾンされており、そんな感想を伝える事も出来ず、なんか生き別れの旅路。

なにはともあれ、「若いっていいな」という至極当たり前の事をあまりに痛切に、痛切に思った夜でした終わり。だってバカ騒ぎは若さの特権。鹿をガイキングのように腹へ冠する事が出来るのは林田くんの特権。