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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

女真が牧畜する。

毎年春先になると気が滅入る。花粉症ということがトップランカーなのだけど、この時期に羽織るもんがなくてなー。物憂くなる。
この時期って、日中は暑くて日が暮れると途端に寒くなるわけであり、ペラいもんでも結局のところ日中は暑くて脱ぎ、日が暮れるとペラすぎて寒く、たちどころに風邪を召しませ召しませ風邪を。なのでオレの装備選択には重装備か半裸かの二択しかないのです。半裸は言い過ぎた。

というようなことも言っていられないので、具体的には城跡めぐる時
キミのそのチョバムアーマー脱ぎ捨て ココロの帷子はだけちゃおう
と鼻歌い重装備を片手に歩いていると、ぶっちゃけ重いっつうか超邪魔なので、なんか買わなきゃなーと思い立ち、池袋へ旅立ちました。

池袋にはもうすぐIKEBUKURO-MONTOPARNASSEことエチカ池袋という、思惑と現実のベクトルがニアミスすることもなさそうなまま滑走し始めているおしゃれ交差点が出来るのだけど、つか池袋モンパルナスって言われても全然ピンとこないんですけど、そんなご時世にパルコ前を歩いておったら、家なき人達が電話ボックス前を占拠してガスコンロで粥のようなものをグラグラ煮て旨そうにほおばっており、クラクラした。まさか、腰の袋から香草を取り出し、鍋に入れているのではないのかっ…!?
この現実に対して、天に替わって道を行うのは…いささか無謀というか…新しいイケブクロ、はじまるにはまだ秋は早い。宋江の乱後も宋は続く。

ふと我に返りいざ服を買おうと思ったが、まずどこに買いに行けばいいか分からない。
いの一番に無難な線として無印行ったけどブツ自体がないし、人民服ことユニクロ行っても羽織ものがなんだかなあであり、うっかりサカゼン寄ったらアメリカンカジキことアメカジが占拠しており、これまたうっかりキンカ堂寄ったらシルバー世代御用達にもほどがあり、まあもっとそれなりのところへ行けってことなんだろうけど、なんつうか、そもそもオレの年齢に相応しい服装というものがなんなのかが分からなくなり…
若者でもなくシルバー世代でもない。オトナじゃない、でもオトメでもない。
そんな年頃の壮年野郎が何を着たらそれ相応なのかという事自体に思い悩み始め、そうするとオレは何故この世に生を受け、何をなす為に生き、そして死にゆくのか問題が勃発し始め、自意識が脳をチリチリと焦がし、もういっそ買わないことにした。マイメロ、悲しい…

旧ソ連の軍服羽織ってた若かりしあの頃のオレは傾いていたものだなあ…若気が至りすぎていた。

思えば朝方ジイシキカジョウニナールを飲み過ぎたな。二錠は多かった。オーバードーズだ…

結論:もう今のままジャージにジーパンでいいわ。あと、なんかテケトーに見繕って羽織るわ。池袋駅前の電話ボックス前を占拠してガスコンロで粥のようなものをグラグラ煮て旨そうにほおばるに相応しい服装を整えていきたい。