ぼうっとしてデジカメのデータ消す城
ゲェッ(横山さん表現)、忍城行った時の写真、PCに転送する前にデジカメのデータ消してもうてた!ふはっ(水木さん表現)
まあ、また行けばいいのか、そっか…
というわけで、写真画像無しですけど、15日、昨今話題になっている忍城跡に行ってきました。まあオレの写真なんてどうでもいいんでしょ?うざいんでしょ?
ちなみに話題になってるっつうのはこの小説ね。
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 単行本
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秩父鉄道の行田市駅で下車し、水城公園へ。のどかにみなさん釣りをなされておりました。
その後忍城跡へ。うーん、なんというか、こういうのって整備されちゃうと、ね、という。ましてや後から模擬御三階櫓なぞ作られても、ねえという。あ、ここの郷土博物館は良かったです。YOROIもあったし。
なんとはなしに興醒めし、もうこうなったらあそこまで歩いたるかと。結構な距離に古墳群があるのだけれども、そこまで。だって、これだけでは物足りなかったから…
その前に腹が減ったので中途で見かけたマクドナルドさんで、そうだオレって半期に一度くらいマックを食いたくなるのだけど、逆に言えば普段全く食いたくないのだけど、看板見てあぁこの半期に一度の機会に世に名高いクォーターパウンドというものを食したいものだな、板東武者としてと思ったら、機械の調子とかやらで存在しないという。えー!?代わりにメガマックをご用意してますという。
まあ、結果的に、ビッグマックを普通に食べ、専ら小食になってる自分的には十分だったりした昼食。
改めて歩き、早歩きでおよそ30分。着きました、古墳群。
ボクは、ここに訪れる前から、この埼玉県立さきたま史跡の博物館のHPが大好きです。だ、だって、この古式ゆかしい、ほめぱげ然とした面持ち、且つイラストも個人ほめぱげ過ぎるやろという。た、たまらーん。
最初にここのHP見た頃はアウトドアでなかったので、まさか訪れる機会がオレの身に起こるとは…
現地は、なんとも野放図な感じでした。基本古墳群を訪れているというよりもキャッチボールをしにきている人が主というか。
つうても、古墳の上に実際登れたり、古墳の中に入れたりというのは中々興奮するものでした。ましてや、その中に入れる将軍山古墳の上に白と黒模様の猫さんが散策しており、その風情たるや絶頂。くそう、その写真をオレは消してしまったのか…
もう歩きすぎ疲れたので、公園内でセブンスドラゴンやり時間を潰して市内循環バス待ち。秩父鉄道も一時間に二本なのでまた待ちつつ。熊谷行きしかなく寄居には行けず、帰りに城跡欲の物足りなさを補完しようとまた鉢形城跡行こうと思ったら交通機関的な時間により不可能。都会のもやしっ子思考では生き抜けないのだな…
で、興味を持ったので後日『のぼうの城』購入。今進行中。
うーわー、幸か不幸かオレの方向音痴癖により現地を右往左往してこの小説に出る場所は堪能しており、ましてや、訪れた時点では知らんかったけど、石田三成が陣取ったという古墳群にあるうちの丸墓山にも登っており、小説としての面白さに加え、その舞台を実体験したことで更に倍。
この時間差リアル体験感は高揚感につながる。
当初乗り気でなかった古墳群へまで歩き訪れといて良かった…多分普通の人は車で行くところだ。そうでなけりゃ行田市駅前から歩いてなんて行かない。オレに歩き欲があってよかった。
『のぼうの城』、売れてるだけあって、読みやすいし面白い。オレ好きのする、当事者視点から急に作者視点が挿入される作りにもなっておるし。次回作にも期待だわあこりゃあ。
あ、終わり。くそう、古墳の猫さん写真が…あ、終わり。