カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

点描

東京の城北地区に住まう者が挙って集まる地、池袋。長年鷲の如く池袋に舞い降り続けたオレの池袋に対する印象というものが東武百貨店のポスターに集約されている、気がする。
なにがどうというのは非常に難しいのだけど、端的にいうとダサイ。あ、一言で済んだ。
ただなんというか、そのダサさがどう捉えられているのかがつかみにくい。城北ピープル言うところの「東京」が世間一般で言う「東京」という語感とは微妙にずれている気がするのだが、その感じとはシンクロしていると思ってしまうからで、だからここにきてこのポスターをダサイと思う人間、違和感を覚える人間がどこに住む人なのか気になるよね。よねって言われても困るだろうけど。
オレは城北地区に住みながらこのポスターがダサイという自覚はあるのだが、自分の風体のダサさは更にその高みに昇り詰めているのでまた変な感じになるけども。このダサさとオレのダサさは交差しておらず、なんつうか、ほら、やっぱ難しいな。なにがダサくてなにがダサくないのかもうワカラナイヨゲシュタルト崩壊
結論としてはこのゼロ年代に「ダサイ」という言葉を使っていること自体がダサイし代替する語が思いつかないくらいダサイ。
 

そんなポスターは色々過去にKYORETSU NA RHYTHMを刻んできており、今貼ってあるものはとりたてて強烈という訳ではないのだけど、夜勤明けに見るとクラクラする。リンク先にあるのはポスターまんまではないけど参考までに。
http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/f_event/event.php?fr_no=2151
水着で佇む女性の横に
「水着でどこいく?」
いや水着では行かんやろ。行った先で水着になるだろうけど。
浴衣の方は、
「和でいくワ。」
こ、これが駄洒落という和の心なのかっ…!

うん、銀座ではまずあり得ないキャッチコピーよな、多分。今日も池袋駅前には何を生業にしているか分からない、もしくは生業がないであろうおっちゃんらが暑そうに座ってました。ただただ座ってました。風景。

あ、タミヤモデラーズキャラリ−2009やってるわ行かなきゃ!水着でここ行こうか、そうでなければ和でいくワ。