読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

左利きの日

だそうです今日は。日本では語呂合わせレフト(レイ・フ・トウ)で02/10だそうですが、国際的にはという。
自分は基本的に左利きですが、筆記だけ矯正されました。左から右へ書く時不便でかわいそうだということで。かわいそうて…よけいなお世話じゃい!
その他、社会的に右手で使うことが前提とされる場面では右利きとなっています。このニュアンスが中々右利きの人には伝わらないのです。
駅の自動改札。出来た当初は左手で切符入れようとして「あれ?」と思いました。
自動販売機。小銭の挿入口が右側です。左で入れようとするとこれまた変な感じになるのでいつのまにか右で入れるように。
マウス。自分は最初マニュアル通りに右手で使いましたが途中でなんか悔しくなったので左に逆矯正。設定は左クリック決定の右利きのままで左で使うように。ただ、それにはマウス自体は左側に置かなければならず、オフィスで共用する場合なぞそんなことしたら怒られるので、必然的に両利きに。
 
こないだ、職場で「あれ、使いやすそうな財布持ってますね」なんて言われて「あぁ、高くはないけど、ブランドものも大抵メイドインチャイナなんで、わざわざ国産を探したんですわあ。でも、やっぱ小銭入れの部分が右利き用で、」
と話していたところ食い気味に
「右利き?なにが?」
と聞かれ、
「いやあの、小銭入れの位置自体が右側にあって、小銭入れの蓋を開ける向きも右手の親指で開けるようにね、」
と話しても
「え、え?なにが?」
と言われました。
試しにあなた、これを逆に、つまりお札入れ逆にして小銭入れが左にある状態でやってみてくださいよ、そうすれば分かるやろと言いたくなったのだけど、この国はお箸の国であり空気を読む国。のぼうの城であり忍びの国。そっと心にしまいこみました。

さっきテレビで右利きに作られているものなぞを紹介してましたけど、ハサミや急須などわかりやすいものばかりでした。いやそういっても右利きの人は意識してないんだろうけど。こちとら、幼少時から左で右利き用のハサミを強引に刃がかみ合うよう力を入れるように鍛えてしまった為、大人になってから憧れの左利き用ハサミを買っても刃が逆になってもうてるわ!紙が優しく押されるようにファサーてなる。ここが折り目だそっていう面持ちになる。
あ、あとあれだからな!カッターや包丁だって刃の向きが右利き用なんだからな!小学生の頃カッターで全然普通に紙切れなくてすこしフシギだったんだよ!(略して藤子SF)
おかげで自分が不器用だという惨めさを味わうんだぞ、左利きは!オレの場合そうでなくても事実不器用な上でだぞ!剣道三倍段みたいなもんですよ!いわば剣道初段は柔道空手でいう三段の計算ですよ!例えが合ってない気もするけど、その算段でネガティブ方向へ三倍段。これはきつい。これはきつい!二回言うほどきつくはなかったわ、はは、言い過ぎた。だってちっさい頃だから大して考えてなかったし。

以前同じことどっかに書いたことあるけど、一見普段見慣れた町並みなんだけど全て左利きを基本に作られた世界、テーマパークを作って欲しいのね。
入場ゲートからチケットの購入時の小銭挿入口は左にあり、購入したチケットをいざゲートで入れようとすると左側にあるわけですよ。
食事をしようと店に入ると箸は持ち手が左向きで出ます。おっさんが暑い暑いなんて生中頼んだらジョッキの持ち手が左側向いているので180度回転させてから乾杯ですよ。
って、数々の左利きが被っている事例を出そうにも、オレ自身が右利き社会に否が応でも順応してしまっているのであまり例が出てこないですよ!そして、右利きの人にいかに左利きの人が不便を強いられているかっていう体験してもらおうとしても、いざ右利き社会に順応してしまっているオレがこのテーマパークにきてほくそ笑もうにも自分も不便ですよ多分色んな場面で!もう腹立ってきた!

あれなんですよ、きっと若者が高齢者疑似体験セットをしてNHK辺りの取材を受けて「大変そうだなあと思いました」というコメントが出る感じになるんですよきっと!もう、マチルダさんにばかり目がいってるアムロなんて知らない!ジェットストリームアタック崩れの中ドムの両手組み討ちくらえばいいのよ!(言い過ぎ)

利き手で面白いというか興味深いのが、ギターのような両手を使用する弦楽器なぞでも、ほうきなどで初めて真似しようとした時左利きの向きで持ってたのよね。右利きの人が弦を左でピックを右でというのは必然なんかな。
あとヒカルの碁で、なんだっけ、賭碁みたいので三谷をやりこめるおっさんが最初右手でおぼつかない感じで打ってて本気出す時利き手の左で打つって場面があったけど、ああいうのも思考に影響すんのかな、それとも単なるおぼつかなさを演出するための右手使用だったのかな、とか利き手について考え始めると昔から長くなるのであった。夜も更けゆく。あ、今真昼の炎天下ですね。