カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

猫づくされ

(昇りにも見えるけど下りのエスカレーター)
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暑いと憂鬱になるのです。涼しくなるとオレの幕開けです。夏場なんとなく物憂かったのだけど、秋が見えてきたので途端に元気になりました。
というわけで江戸東京博物館の企画展「江戸東京猫づくし展」を見に行ってきました。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2009/0813/0813.html

遅い時間に行ったので、今日で終わりの写楽には目もくれず、常設展示にあった滝山城跡の模型には釘付けになりつつもオレまっしぐら。しかし北条氏の縄張りはHENTAIですね。

やー、これからはネコがきますね。空前のエコブームの次はネコブームに涌きます。明日のネコでは間に合わない。今日から猫と睦まじくなってください。街角で猫を見かける度にネコポイントが加算されます。その際コンビニなどで貰った領収書はとっておいてください。後で猫の猫による猫のための神聖なる新政が布かれる中猫を見かけた事を申請する際必要になります。今後ネコロジー問題を読み解く事が企業だけでなく行政にも求められます。エコカー減税では最早対処療法でしかありません。ネコカー免税を行うべきです。火の鳥的に言えば、なめくじの時代の次に猫の時代が到来し、アンゴルモワ的に永劫続きますね、間違いない。その次は五島勉ノストラダムスの大予言再ブームが到来します。永劫。あと手塚先生の猫くなめくじが気持ち悪いので誰か助けてください。今密かに「描く」を「猫く」と記した事に人類の誰も気付かないくらいの猫の時代です。君は生き抜けるか?

ぐらい脳汁が出ましたよその猫づくしぶりに。実につくしていた。
ワタクシ無知蒙昧なので初めて朝倉文夫さんという方を知ったのですけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E5%80%89%E6%96%87%E5%A4%AB#.E6.96.87.E5.A4.AB.E3.81.A8.E7.8C.AB
猫百態展は是非実現していただきたかったですね。なにしろ朝倉さんが猫に囲まれている写真があったのだけど、猫好きなら誰もがするであろう破顔ぶりでなあ。

あと、猫にちなんだ道具で長火鉢というものが展示されていたのだけど、横に猫板という部分が設けられているのですね。もうそこがさぞ暖かかろうと猫さんが鎮座ましますであろうこと夢夢疑うことないわけで、そこに猫さんがましますさまを想像していたら脳汁がドバアあふれでてしまいました。あの、ララァがアムロにのされる時みたいに、デコからチリチリ、ドバァっと。ララァなら分かってくれるよね。だって潘恵子さん的にはセーラームーンでルナ役やってるから猫そのものだものね。だものねじゃねえよ。

猫板はこういう感じですね。
http://www.nekoita.com/maldives/profile/profile.html

これは期間内にまた訪れたいものです。

ところで、お年を召したご婦人二人組の会話が気になりました。

「猫ってうどん好きよねー」

えー!?「ウチの猫は」的なニュアンスなら分かるけど、そんな猫の総意に基づいた風に言うほどうどん好きなんですか?いやそんなことないやろ…というかうどん好きじゃないんじゃないかな…よほど追い詰められないと食べないと思う。

「うどんもそうだけど、昨日袋に入れておいた梨二個がなくなってるのよー、軒に置いてたら。袋破れてて。猫が食べたのね、きっと。」
「猫って梨食べるのかしら?」
「分からないけど、猫しか考えられないのよね」
もっと他の可能性を探った方がいいと思うのですけど。現実的な方向へ翼広げようぜ?っていうかカラスちゃうの?でもなんかお二人の間で会話は成立しており、オレはオレで脳汁出てたのでなんかもうそういうものでええかなあとか思いました。

展示の終わりに「猫耳をつけて撮影しよう」コーナーがありました。猫耳が吊されてました。え、萌え?

日は暮れゆきました。合い言葉も消えちゃいました。
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関係ないけど、以前日記で書いた東武百貨店のアーバンな最新モードの激写を以て終わりたいと思います。
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