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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

ビコビコ日記

先週日曜は、最初で最後というPPO(ピコピコおじさん)のライブに行ってきました。
なんじゃそのバンドといえば、CMJKさんとピコリンさんとCO-PINGさんによるデペッシュさんのコピーバンドですね。いや失礼しました、完コピバンドですね。

ワタクシ何を隠そうデペッシュさんの大ファンであり、いや一糸纏わぬ姿で放送禁止部分すら隠していない大ファンなんですわ。
で、CMJKさんとピコリンさんがかつて組んでたユニットであるCUTEMENとの出会いってのは、90年代初頭に世の中の趨勢と全く関わらずに一人勝手にテクノ・エレクトロポップにドハマリして、かといって時代を先取りしてヒッキー(ノット宇多田)であり且ついんたーねっとなぞ皆目ない当時オレが得られる情報なぞ限られる中(もうなにしろバンド名にそれっぽい単語がついてたらいちかばちか買う、的な)、とりあえず何も買わないのに入り浸っていたHMV池袋店で「…なっ!?」と思わせる音がかかり、店員さんに食いつくように、それはもう寄生獣が人間風味の顔を変形させて八つ又に分かれバクンと食うんじゃないかという勢いで「い、い、いまかかかってるののの、なななんてばばばんどですかっかかっかかかか」と、ヒューマングルーブよろしくナチュラルスクラッチfeat.Dj hondaことどもりをはさみながら(なにしろ人と話し慣れていない)尋ね即買い。鬼の形相で聴きまくった様を称し鬼間宮の異名を後世に残したということはないんですけど、まあそれぐらい好きでいまだに聴いているのですけど、でデペッシュさんはもちろんその前から好きなわけで、デペッシュさんの何がいいかというとその音はもちろんヴォーカルのデイヴさんが唯一無二な声質なわけであり、で唯一無二だと思ってたのに日本にいやがりましたよという衝撃をピコリンさんには受けましたよ当時にね、と。なっげ!文章なっげ!

もうその声質は波形からも区別がつかないほどであり、敢えてその長短を述べるならば、

デイヴさん
長所:英語の発音が良い。
短所:日本公演してくれないので、多分「スシ」「ゲイシャ」「ハラキリ」以外はアングロサクソン平均値を下回るであろう日本語発音(想像)。キンクリの『Matte Kudasai』もクイーンの『Teo Tori Atte』も日本語部分になるとそれぞれ「ムアテクゥドゥァスァーィ」「ティオトリアーテ」ぐらいにしか発音できない。あと相棒のマーティン・ゴアさんが以前ホテルで大音量で音楽を流してホテル側から怒られたので減点。

ピコリンさん
長所:日本語の発音が良い。
短所:以前禁止令が出るほど革ジャンが似合わない。現在は頭髪が減っている。

っておい、ピコリンさんのは悪口になってるじゃないか!失礼ですよ!そして頭髪に関しては他人事ではない!

というわけで、日本のガーン(デイヴじゃなくガーンって言うとなんか名前でなく擬音めいてくる)ことピコリンという枠を超え、最早ガーンの方がイングランドのピコリンであると言わしめるほどなわけです、オレの脳内地球儀だけで廻る世界では。だって地球は丸いから。今お酒を十二分に召しているので言い過ぎてます。

まあそのぐらい両者に思い入れているのでこのライブはもう興奮状態です。実際、始まってからのオレの興奮状態というのは大変なものでした。このライブを見られなかった人は一生後悔するといいと思います。また言い過ぎた。

JKさんのブログに書かれている
>ノリノリで興奮してらっしゃる方
>終始ニコニコしてらした方

で言うと、その両者を2身合体して生まれたのがオレでした。外道のスライムとして。思えば外道としてしか人生を全うしてこなかった人生でした。なんかお通夜みたいにしんみりしてきたね。

多分、デペッシュさんが待望の来日公演したとして、この日の感動を超えるのかしら、とか思うのよね。超えちゃうかもしれんけど。まあ多分超えるけど。いやいや。
願わくばもう少し曲数をという…そんな感じでした。

当日は、JKさんのやっておったConfusionというバンドつながりのオフ会で知り合ったお兄さんと数年ぶりに会い、こういうライブを一緒に過ごせたのも感慨ひとしおでした。思えば最初って確か10年以上前だ。彼もトンガっていた(死語)が、今では立派な社会人ですよ。というかオレの数倍立派なので困ります。
そんな実際会うのは久方ぶりでもついったー上ではお互いのTLを見てたりして、そういう距離感というのも面白い。

そういう久しぶりに会うという邂逅とライブの興奮という大義名分を以て、アホみたいにビールを飲み、久しぶりに飲み過ぎ、いやいつも飲み過ぎてるけど更に飲み過ぎ、某駅のトイレでAUTO(自主規制として別義の英語に変換)をしてしまい、なんだか若かりし頃の思い出さなくて良い部分を思い出しました。ほんとすみません。思えば悔恨だらけの人生でした。

PPO(ピコピコおじさん)見た翌々日、飲み過ぎによりOPP(おなかピーピー)になりましたとさ(壮大なオチ)

今もデペッシュさん聴いてるのだけど、ええですなあ。
打ち込みの追求でなくピコリンさんの声でデペッシュをやるということに主眼を置くと、オレの聴きたかったのはこれよなあ。

ネット文化は神々気軽に言い過ぎ。こういうのをジーザスめいていると言うのだと思う。ここまで到達したらそりゃガーンも心肺停止まで到達するわな。蘇生してよかったよかった。