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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

存在証明が他にないから なにもかもうまくいきそうな気がするほどじゃない

日記だね。オレが後で読み返すために今日という日を記すだけだね。

元気で月に一回は門前仲町のお不動さんに通っていた92歳のチャキチャキ江戸っ子祖母が、以前から症状はあった足の痺れが急に悪化し歩くのもままならないというので、いきなりオムロンの赤外線治療器を送りつけ、今日大量の蒸気の温熱シートを持ち様子を見に行った。

初めて会う叔父が車で迎えにきてくれた。なぜ初めてかというと、祖母の前の旦那の息子さんであり、祖母はオレの母やその叔父などを子供時代におきざりにして駆け落ちをしており、オレの知っている祖父は駆け落ち相手の人なのだけど、その祖父とオレは血がつながっていないわけだ。その前の旦那は過度の飲酒で50代で無くなっており、オレの血がつながっているのはその人なのだけど、全く知らないし、血のつながっていない祖父には大変かわいがってもらったので思い入れもあるしなんか変な面持ちなのでR。そしてオレの知っている祖父も過度の飲酒で体壊して亡くなっているので隔世遺伝なのでS。(嵐山光三郎節をセーラームーン方式に表記)

で、その叔父は即父についていき、オレの母やその姉は祖母が戻るまで残っていて、戻ってきた祖母組と合流したのでその後何十年と音信不通であり、なにしろオレが祖父と血がつながっていないというのも数年前知ったというか祖父が亡くなる直前くらいに知らされたのでSS。(嵐山セーラームーン

それに、どちらの祖父も大酒飲みでそれが要因で亡くなっているので、隔世遺伝がどちらからきていてもおかしくないので、オレが大酒飲みなのは二人のせい。それを許さないのは女のせい。きのせい、ひのせい、みずのせい。それは『透明ドリちゃん』のED曲の歌詞だが誰にも伝わらない。

その叔父は昨年献血をした際すい臓の値が異常ってことでそのまま即病院へ運ばれ緊急入院。実際すい臓がんの上、幸いすい臓からの転移ではないが肝臓がんも勃発しておりすい臓も肝臓もほとんど切除。年も69歳なので最初手術ええわと断ったらしいが数十年ぶりにこの件で連絡をとった祖母に手術してくれと懇願され実施。術後糖尿が悪化しているが、車の運転も出来るくらいは回復しており、しかもネガティブでウォーリーとやる気スイッチが皆目見つからないオレには理解しがたいが、年金も傷病手当も十分出ているのに、普通にまた仕事をしたがっているようだ。

そんな初めて会った叔父と母とドライブ。会話もぎこちないが、なんとなく東京から千葉へ移動する桜前線の具合を実況することで間を埋める。実際千葉の方はまだ五分咲きって感じね。

祖母宅に到着。庭に、自分が一緒に過ごした猫さんの遺骨が埋葬されているので、拝む。この家を売るかもしれないので、その時は猫さんの遺骨を回収してしかるべき霊園へ、と思っている。猫は世界なのでな。

寿司をごちそうになりながら、新小岩に住んでいた祖母が東京大空襲で母を背負いながら防空壕に逃げこむ直前に爆弾落ちて間一髪逃れた話や、ご近所のお店には焼夷弾落ちて焼かれて全員亡くなった話など聞いたり。

それから自分の幼い頃の話や、天才キチGUY紙一重の兄の話や、話や、話や…あっという間に3時間くらい過ぎゆく。

その後車で叔父に送られ帰宅。祖母宅へ電話をすると、早速赤外線治療器を使ってくれたようで、気持ちよくてうたた寝してしまったそうだ。お役に立ててよかった。

その後オレがこたつでうたた寝してしまい、あやうくこの後控えている中野テルヲライブに遅刻しそうになり、食パンをくわえ駈け出し碇シンジとぶつかったりしながら全然普通に間に合う。

しばらく音楽不全症になっていたオレだが、ちょい前にオービタルの新譜やぱひゅーむさんの『JPN』をやっとこ聴いて音楽欲が高まっていたこともあり、更にライブ自体が充実過ぎる内容であり、これは最早一年分の電子音摂取許容量を超えてしまい健康に影響あるのではと思えるくらい電子音を浴び、てんさよんあがりまくる。ましてやライブでは演奏で使うラジオをまんまと落っことし、つまみがはずれ電池も飛び出し、しかもその電池、エネループ

時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない。テルヲはテクノを裏切らない。テクノもテルヲを裏切ってはならない。これがテクノだ。

ただちに健康へ影響のある電子音を浴びたのち、日本一辛いラーメンで有名な中本へ。生活習慣病が同時多発しているオレとしては敢えて縁遠くしていた約束の地だが、負けた。試合に負けて、勝負にも負けた。負けて悔いなし。

中本は舌を裏切らない。舌も中本を裏切ってはならない。だが、今日の冷やし五目味噌タンメンはオレを裏切った。とろとろに煮込まれた野菜に、きくらげが入っており、オレはそのきくらげを、ほぼ全て食べ終えた最後の最後に口に入れ、コリコリっという食感を辛さと堪能するのが楽しみなのだ。その為だけにこの冷やし五目味噌タンメンを頼むと言っても過言ではない。過言ではないのだ。だが、そのきくらげが、ないっ…!

もしや、高円寺店ではきくらげを入れないのか?そんな疑問を、同行者に投げかけたが、きくらげ、入ってたよ、と。入ってたよ、きくらげ、と。倒置するぐらい入っていたようだ。ギ、ギ、ギ…

このリベンジは、地元である本店で返さねばなるまい。いや、オレ好みの、野菜がくたくたになるまで煮込んである池袋店でこのうらみはらさでおくべきか詰むや詰まざるや。

いずれにせよ、高血圧を改善しようと塩分控えめにしてきたオレに人類の本能ともいうべき中本欲を思い出させただけ大したものだよ。困ったね。

 

子孫を残せるあてなぞ皆無な現状、現実なんて酒飲んでアスファルトタイヤを切りつけながら全力で回避し走りぬける。そして両親と祖母へ恩返しをするくらいしか免罪符はないんだよね。でないと、東京大空襲を生き抜いてまでつないでくれた血筋のリレーを途絶えさせようとしている自分の罪悪感は拭えない。

まあ、なんつうか、人生色々あるけど、オレより浅い人生を送っている人はいないし、その事実から目を逸らすには酒しかないわけで、ところで酒って美味しいですね。みなさんも、皇潤お酒、いかがですか。今なら3ヶ月無料サンプルをお送りしません。なにしろ乗客に日本人はいませんでしたのでね。三日とろろより発泡酒おいしゅうございました。また飲みたいので死にません。