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カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

駆け抜けてゆく 好きとか嫌いとか最後にすら言い出せなかったオレのメモリアル

生業と致しましては、昼夜問わずひたすら黒い一匹のけものの動向を見守り続け、いざという時には抑えこ、もうとしたらその黒いけものったら変幻に二つにわかれ四つにわかれあっという間に我が円陣は寸断され右往左往し、てんで散り散りに逃げ去る事も許されず吹毛剣で首を落とされる名誉に預かるという、これから注目される業界で働いているのですけど、なにせ翻弄されることがプロとしての腕の見せ所なので、ろくに睡眠も取れず二日も徹夜して翻弄され続けりゃそりゃドジっ子にもなるわけで、具体的には若い子に怒られました。えへへ、そんなに褒められると照れちゃうなあ。「お箸を持つのはどっちの手でしょう?」「ミギーこと寄生獣!」

本来左利きの自分の利き手の把握すらままならないまま定刻に発車するバスにゆらゆらゆられ板橋帝国の中枢に建てられた邸宅へ到着。着任早々衣擦れの音とともにズボンを脱ぎ捨て旅の恥もかき捨てあの夏の思い出も捨てそもそもそんな思い出なんてなかったことを思い出したことを忘れ九九も忘れ自我も忘れ、大事なことはネクタイすらはずすことを忘れ台所で就寝。首元に何かが触っていることが大嫌いなオレがあの憎きタタールの軛ことネクタイすら外さず寝呆けるほどのスイミング不足だったようだ。このままじゃ康介に「もっとクエン酸入れたらどうっすか」ってビッグアイデアを提案されかねないっ…!康介が言い出す前に、さらに山内一豊が家康に掛川城を献上するとか言い出す前に、オレがハイネセンに「もっとグエン・キム・ホアことグエンさん入れたらどうっすか」ってビッグアイデアを提案しなきゃ、しなきゃ免許が、免許が!ハンコ押してくれよ!

と、しょんべん横丁の悪夢/ザ・ファイナルナイトメアから目覚めたらまだ枯葉散るテラスの午後三時。

人は寝ないで仕事してると色々、森羅万象イデオンの最終回みたいにリライトしたくなることがいとしいほどわかった。せつないほどわかった。でも心強くはなかった。むしろ弱まりココロ図書館を観返したくなることがこの臨床実験によりわかった。

ココロがおかしくなっている。こころ、あると、いいな。でも、ない。存在しない。レゾンデートルちゃんという、ドイツ人ハーフの新キャラが姉妹に紛れ込み始めたのでこのままではいけない。本来のオレを取り戻さなくてはならない。慌てふためいて酒を飲む。10秒チャージで自我を取り戻す。なんだ、ブルワーカーよりも簡単じゃないか。おーい、待ってよう、って日焼けしてムキムキのオレを藤崎詩織が追ってきよるわい。いや、あの詩織、だんだら羽織を着込んでる。しかも、逃さず必殺を期す為に三人体制。すわ、新選組に見つかったか。おのれ、週刊少年ジャンプなぞの広告にいかにも微熱少年のココロを刺激する通販で気を引き、我ら食い詰め浪人のように攘夷攘夷と言えば飯食えると思っている徒党を狩ろうとするとは、卑怯億千万なり!

あーなんかすっかり酩酊しているんで蛇の移動以上に蛇足が続いてますけど、ゲームのスカイリムにはまってることは前から書いてますけど、あの中で同胞団という傭兵組織が出てくるんですけど、全員ではないけど主だったメンバーがウェアウルフと化しているという設定なんですね。

で、その状態は実際呪われたというか忌まわしき状態、なはずなんだけど、それを好ましき力を与えられていると認識している者もいるのですね。実際、狼化した時の強さパネエ。

でもそのデメリットとして、睡眠で得られる休息ボーナスがなくなるという。でも、このゲームではそれって大したデメリットでもないのよね。それで狼化の力が得られるというのなら、それは実利もあるし誇りを持つものがいてもいいと思うのですよね。

オレの率いる泥酔団では数々の一人酒ミッションをこなした後、団員の全てがウェアアルコホリカリアンであることが告げられ泥酔クエストが無限に用意されているのだけど、これも受け取り方であり、二日酔いや内蔵へのダメージというデメリットもあるけどバッカス化した時の多幸感たるやそれは比したるものはないので、もののありよう、ひいては国のありようとというものも一つではないと思わされます。でも全然浅い眠りばかりで疲れとれないけど。

俗世の過酷な仕事をやり過ごした後にはこのような酩酊ボーナスを得られる。たとえノルドの戦士日本の社会人としてソブンガンデへ旅立てなくとも、こちらの人生を選んで、やがて野に咲く花のようにコドラク死孤独死していきたいものです。白い雲のように。雲のように風のように。満員電車で隣のお姉さんからKYORETSUに漂うダウニーのように。くせえよ。