カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

エウレカセブン

ちなみにGYAOにて絶賛鑑賞できるので暇とか金とか地位とか名誉とかあったりなかったりする人は見るといい。
で、第三話「モーションブルー」を見た。
以前mixiで書いた感想をとりあえず。

きっと90年代テクノ'n世代みんな困ってると思う。
リアルロボット路線カタルシスを素直に楽しみたいのだけど、こう直球単語を投げられるとイチイチ脳がひっかかってつらい。
それは
「あなたを好きだからボクのチ○コをあなたのマ○コに挿入させていただきたいだってそうすると気持ちいいから」
とか聞かせられるというよりも、もっと小学生みたいにウンコチ○コマ○コと連呼されるだけのげんなり感であり、物語に現象としてそういうのを匂わすのは構わないというか望むところなんだけど、せめて
「ウチまで送ってくよ」
くらいでとどめて欲しい。恋はスマートにね(死ね)

ってことなんだけど、第三話においてはオレの安易な想像であればいいのだけどどう考えても
佐藤大およびフロッグマンレコードから見たテクノ盛衰記を大胆に絡めつつ中盤には異様なLFOに乗り常識を覆す波の乗り方をする圧倒的なライバル「エイフェックス」が登場。ドラッグの影響を絡めつつちょっと時間軸をずらしてファクトリーレコードの破綻の挫折感も折り込みつつ主人公レントンは幻想の花開かせる。その後セカイは一体化するかと思いきや、各自がそれぞれの花を咲かせていき、より細分化されたセカイになっていく。最終回ではメカニックを淡々とこなしている中年になったレントンが「あの頃のデカイ波が今も見える」とか、うつろげでいながらハッピーマンデーズのベズのような目でブツブツつぶやきながらボーンスリッピーかかって終わり

にしかならねえんじゃねえの?ってくらい何かを匂わしていて、あれだけ匂うってことはまあこうはならないのだけど、でも万が一を考えて希望を言っておくと、是非このアニメには中盤以降はどんどん物語破綻をきたしていって欲しい。むしろそれのがクラブカルチャーめいてねえ?なんだクラブカルチャーって。


あとエウレカかわいい。