カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

加野瀬さんの記事で連想したメモ

あくまで記事から反れつつ関連しつつな想起ですよ。

ソフトバレーソフバって略すならわかるんだけど、ソフトバって略す人もいたよなー。そこまで言うなら「レー」ってイクとこまでイキなさいよ!って思った10何年前ですけど、そういやグラスバレーってどう略してたんだろう。グラバ?グラスバ?そこまで言うなら「レー」ってイクとこまでイキなさいよ!って思った今ですけど、そういや、当時は特にバンド名を略す文化ってなかったような気もする。筋肉少女帯を「キンショウ」っていうくらいしか思いつかない。

というわけで、連想元の記事は加野瀬さんの
オタクを引きつける因子を持った旋律
GRASS VALLEY久しぶりに聞いた
なんですけど、この一文が興味深かったですな。

でも、この頃歌詞にコンピュータ用語を取り入れたミュージシャンはP-MODELとか数少ないだろうけど。

この事と、例えば歌詞で「のメモリー」ではなく「のメモリー」と一人称を用いているのも関わってくる気もするのですけど、この場合オタ女子における好きなバンド(ユニット)嗜好の傾向にも繋がってくる気もしますな。
ちなみに当時はもちろん氣志團のようなメタ80年代ヤンキーなどというシニカルなスタンスはありません。
まあこの一人称問題は、「俺」と「僕」に自意識を込める少年・青年に対するイメージということで。

で、自分はグラスバレーに対して「オタクを引きつける因子を持った旋律」であるとは今まで思ってなかったのだけど、考えを改めてみました。

というのも、

谷山浩子ZABADAK遊佐未森新居昭乃、菅野ようこという流れの音楽を好む層と少女漫画好きの層の関連性。

との更なる関連性として、P-MODEL、いや平沢進ファミリーツリーというのは大いに関わっている場合が多い、気がするのですな。横川理彦、成田忍、小西健司、ことぶき光、そしてちょい反れますがパーカッショニスト・スティーヴ衛藤などを好きな少女漫画家さんは白泉社系を見る限りでは結構いて、にわとりが先か卵が先かはわかりませんがファン側にもその傾向はあるような気が。

まあ今ふと思ったワードとしては「大正デモクラシックミュージック」「無国籍気取り」「東欧風味」とかなんですけど。

で、やっとこさ本題な気がするのですけど、グラスバレーP-MODELを「オタクを引きつける因子を持った旋律」というキーワードで結ぶケーブルが存在していて、それがグラスバレーP-MODEL両方でドラムを担当していた上領亘さんなのですな。
大変外見もロン毛黒髪の美しい見目麗しい方で、P-MODEL参加後のソロ作では美意識炸裂の好アルバムを制作しています。

で、ここが重要かつ野郎オタとしては結論を出せないところなのですが、平沢さんはもとより上領さんも、今はわからないけど一時期コミケで同人本がわりかし出てたのですな。

あ、なんか「P-MODELという流れの音楽を好む層と同人女子層の関連性」の話になってもた。

というわけで、元記事との関連性も結論もなくむしろ疑問投げっぱなしジャーマンでこの物語を終わります。御清聴ありがとうございましたその時建造されたばかりのセミナリオにて奏された珍妙な旋律に信長様は大変機嫌よろしゅうござったと聞き伝えられておりますアテブレーベ、オブリガード