風潮

「独眼竜政宗」や「武田信玄」の頃はそうではなかったと思うのだけど、いやそれは過去を美化しているのかもしれないけど、ともかく大河ドラマで必ず「なぜ男は戦なぞするのかのう…」なんてセリフを言わせるようになったのはいつからなんだろう。
そう思うのなら戦国時代なぞ扱わなければいいのに。それでもやるのは視聴率がかせげるからなんだろうけど。

時代毎に価値観が違うのは当然で、そのまま現代にもってきても合わないのも当然で、だからといって現代の感覚を当てはめすぎるととんちんかんになると思うのですよ。

「なぜ男は切腹なぞするのかのう…」
などということは言い出さない辺り、戦争に対してだけになんかしらの思想を忍ばせているとしか思えないのよなあ。

というわけで、「功名が辻」に対しては、６日の日記で上川隆也を達也と間違えて表記したまま数日間ほったらかすくらいの興味がそのまま反映しているようで、オレ、これを一年間見続ける自信がない。