カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

カーリングの次はほっけ

http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060321#p2
ほっけは大学生時代居酒屋で初めて食べて「こんなにボリュームある焼き魚、あたし初めてー!」と絶頂に統一されたんですけど、もちろんほっけがどこで捕れてどこでよく食されているかなんて知る由もなかった。
美味しかったのでその頃実家に暮らしている頃なので(いや今も断続的にそうですけど)、買ってきて焼いたわけです。お膳に並べてホーム・スイート・ホーム、オーム・スイート・オームな未来予想図を描いていたわけです。
すると、高知生まれ高知育ちの父ったらファーザーなものだからこんなこと言うんです。
「昔はほっけっていったら貧乏人やら乞食が食うもんだったがなあ。昔高知で食った時生臭くて食えたもんじゃないわ、ロクなもんじゃねえ」と、妙に終わりの方だけGO・長渕みたいに唾棄し、
「でも今はスーパーがあるからこういうところにもちゃんとくるんだな、うん」
みたいに、あたかも流通体制が整えられたことによってほっけが東京にも新鮮に届いているんだ、という意味だろうと解釈したのですが、毎回残すんですよね、苦虫噛み潰したような顔して。そのあんたが今噛んだ苦虫よりその前に噛んだほっけの方がよっぽど旨いと思うんだけど。

っていうのを毎回食卓に出るたびに同じことを何度も繰り返すのですね。素直に嫌いなら嫌いっていえばいいのになあ、と。もしくは、今は食べられるけれども、これを食べると貧乏であった昔を思い出してつらいから食べたくないと。

まあ、こういうこった。ウィキペディアは便利だ。
ホッケ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%82%B1