カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

風林火山最終回

昼間城址なぞを長時間ほっつき歩いてきたので早くも眠まっておるのでざっくりと。
今まで合戦シーンは小規模戦闘であることを割り切ったり夜戦で視界を狭めることでうまいことやりくりしてきたと思うのだけど、さすがに第四次川中島合戦でそれはまずいだろうと思った。人の波がすっかすかで。
燃えポイントは、越後勢一万三千が黒い一匹の獣化して襲い掛かってくる圧倒的な圧力に、別働隊が戻るまで八千で耐え抜けるか、でも飲み込まれるーっていう緊迫感だと思うのだけど、その圧力が全然感じられなかったというか、はなっからそういう描写放棄してるというか。葵三代の時の関が原みたいにCGかましてもよかったと思うのだけどなあ。
まあ、ガクトさんの、ただでさえ武力値100なのに方天戟装備して100超えちゃってる感は良かったかもしれない。つうてもなあ、すかすかの中信玄に向かうのがなあ。
あと、勘助死ぬからといって、悠長に長ゼリフ堪能しすぎ。ここは戦場だぜ?(ここは凍狂だぜ?って言う時のヒムロック発音で)時代劇かっつうの。いや時代劇か。じゃあしょうがない。
 
そんなん言っても、やっと信玄にも謙信にもなじんできたところだったので、淡々と続きが観たくはなったのであった。勘助死んでんのに続き言われてもな。困るよな。

あと余談。先日の土曜スタジオパークで亀さんが言っておったエピソード。一騎打ちのシーン、カット毎にブツ切りで撮影していたが、ガクトさんがそれじゃ意味がない、長回しで一気に撮りましょうなんつうて亀さんにもちかけて、亀さんもやりましょうつうことで、馬突っ走らせて刀で斬りつけて軍配で受けるとこまでぶっつけ本番で一気に撮ったそうです。