カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

オー!そうじ!

マカロニほうれん荘の大掃除する回で主人公のそうじにトシちゃんときんどーさんが「オー!」「そうじ!」なんつってそうじが「なんですか!」と突っ込むセリフからのタイトルとなっていますが、掃除しました。掃除というか、不良在庫一斉処分セール。いや不良でないものもないまぜに。清濁併せ呑む大器。
主にマンガ・書籍などをともかく捨てくさることにしたのだが、うずたかく積んでおよそ一畳分。崩れても危なくないように積めば二畳分。
オレの部屋、変則な形の四畳半なんだけど、物って無限に置けるもんなんだな、と思ってしまうほどの量。どこにどうやってこんなに詰め込んでたんだ。ここにこうやって詰め込んでたんだけども。
そしてこうまで放出してもまだまだ底を見せない懐の深さ。これ、諸豪族がこぞってオレを祭り上げかねない。
つか『不思議の海のナディア メモワール』というなんとも言えない内容の本が五冊発掘されたりセラムン・レイアース関連のグッズが大量発掘され、あまつさえなぜか幽白グッズ混入されてた際には、タイムトラベルして過去のオレを直接殴ってでも止めるべきだと思った。

マンガには、なんでそれ捨てるの!売れば価値あるのに!と言われそうなものまで含まれてるので詳しくは書かないが、こないだ出した時は朝見たら誰かが捨てた物からめぼしいものひっこぬいて持ち去っていた。
売ればいいじゃないとも言われるんだが、そういう手間が頭の中で面倒になってきて結局進まない脳なのでなー。

で、マンガはまた読みたくなったらマンガ喫茶やまた買い直せばいいやで済むんだけど、まあジョジョ第三部みたいなことも希にあるけど、困ったのは雑誌。具体的にはLOGINとBEEPという、80年代を代表するパソコン雑誌なー。
人生のうち三回くらい捨てようとしつつも思いとどまってきたくらい、中学高校時代にはまってた雑誌で、むしろ中学時代なんてパソコン持ってないのに買ってたくらい。学校から帰ってひたすら何回も読みふけってたのなー。猫お腹にのっけながら。特にLOGIN。
今回はバッサリ全て捨て、ようと思ってパラパラめくってたら記事よりも広告が懐かしくてなー。服装が80年代に過ぎる。
デービーソフトの『マカダム』とかなー。これ「二人愛戯」と書いて「ふたりよがり」と読むサブタイついてんのなー。キャッチコピーは「女の子って、スリルだね。」
この後あの『177』が出るのなー。大国君(同級生)の部屋で、すぐ隣の居間には大国君の御母堂がいらっしゃるなか犯らせて、いやプレイさせてもらってえらい興奮した覚えが。やー、女の子って、スリルだね。

あとスクウェアと言えばパソコンゲームでアニメ表現をかましまくってたソフト会社であり、『デス・トラップ』の広告やら『ブラスティ』やら『α』やらが載ってて懐かしスwwテラ懐かしスwwww『α』の隠しキャラ懐かしスウウゥゥwwwwwwwテグザーリン・ミンメイ懐かしス!!ランカさーん!(不慣れすぎる表現でうっかり他社製品やフロンティア混じり)

ブラスティはサンライズと協力したこんなのな。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~bais_d/blassty/blassty_index.htm

BEEPの背表紙広告にはあの「RPG」こと「STG」のキングスナイトも。懐かしー。

個人的に当時のパソゲーで思い出深いメーカーは件のデービーソフトと吉野君家でやらせてもらったタイムシークレット出してたボンドソフトやマジカルズゥなのだが、リバーヒルなどが台頭する前に良質なADVを出しておった。
そんなマジカルズゥさんの広告がのっておって、「MSX初の本格ロールプレイングゲーム」と銘打った『アウトロイド』というのが、思いっきりボトムズパクった絵で鼻水吹いた。
今検索したらやっぱその旨載ってるね。
http://www.kanshin.com/keyword/1241010

つうても、今ADSLが不通でウィルコムにいさんのパケットでつなげてるもので、検索がかったるい。もっと有意義な情報があるかもしんね。

あーマジカルズゥといえば『ザ・スクリーマー』の広告もあって、まさに時は世紀末でリヴィニエイティーズであり今最もCOOLでアツいホロコースト・パンクRPGですよ!広告のイラストカッケエェ!
ところでこのリンク先からホロコースト・パンクって単語引用したんだけど、初めて知った。
http://www3.airnet.ne.jp/ashen/oldgame/scream.htm

武田鉄矢氏が広告塔のNECとかなー。今回は六本木パソコン見つからんかったけど。パナソニックA1のアシュギーネ君もおった。MSX2のソフトで紹介されてるラインアップがコナミの全盛期やー。いや今でも全盛だろうけど。メタルギアはここからだものなー。

BEEPを見ておったら、岡本吉起さんが23歳の頃のインタビュー記事が載っておった。AKIRA的というかバナナフィッシュ的髪型・おどけ表情である。BOOWYの『季節が君だけを変える』のPVに出てくる輩である。当時はみんなこんなんだった。オレもこんなんだった。
そういやBEEPのライター雅氏が街頭インタビューで写真載ってたんだけど、見事に白Tシャツをケミカルウォッシュジーンズにインさせておった。今となっては尾崎豊を振り返る映像でしか見ないような、そういう。

逐一スキャンしていきたいくらい懐かしさで興奮しっぱなしなんだが、いかんせんスキャナーの上にはこれまたマンガやDVDやらが山積みされててなー。つかまずここを片付けなさいよ。いやでもここは小さなマンガひとつ抜いただけで全てが崩れ宋の地方軍1000人は埋められるほどの罠になっておってなー(北方水滸ギャグ)

という塩梅で、捨つるに惜しい鶏肋鶏肋状態であり、とりあえず何冊かとっておいて酒の肴にでもしていこうと思っている。

捨てようと思ってた時、これだけはと思って浪人時代に切り取ってあったLOGINのコーナーを発掘。鹿野司のオールザットウルトラ科学という連載。これ、とり・みきさんのマンガも載ってて好きだったのよなー。

今晩は、麦でつくった酒を飲みながら、これまた発掘したべーしっ君を読破していきたい。主に、あしゅぎーね君のメタリックなぽこに視線釘付けな尾倉保間ミキさん中心に。
ちなみにミキさんの元ネタはデ−ビーソフトが出してた『うっでいぽこ』で、(今夜は眠らせ騎士(ナイト))