白と黒の世界へようこそ

やんなっちゃった言いながら、今まで支持してこなかったHERO'Sをなにげに楽しみにしてはいるのですけど、だって今まで「これで世界最強決定とか言うなよ！」的だったところへライトヘビー級トーナメントは（PRIDE脳なので体重の概念が違くて脳内で変換するのがかったるい）、意外と選手揃えてきてたので。主に、海外オタク格闘家を揃えてきたのがオレ的にはツボをつかれた。カーロス・ニュートンさんとホドリコ・グレイシーさんですね。
しかし…ニュートン、直前にて欠場…うぅ…
http://gbring.com/sokuho/news/2006_08/0803_heros.htm
PRIDE、もしくは桜庭さんウォッチャーならカーロス・ニュートンさんの技術の高さとオタクぶりはご存知なはずです。
そして自分、自分個人的には、創造主たる坂本真綾さんがカーロス・ニュートン好き好き大好き！発言をなさっており、その理由として「あの白のブリーフ（？）がねえ、もう褐色の肌と相まってたまんないんすよ、デヘヘ」（相当うろ覚え）と、過去のラジオでなんともEROいことを発言なされており、図らずも小生もボクサーパンツ履いている場合ではないという気にさせられたわけでアリマス。

で、なにせPRIDEの舞台において桜庭さんとニュートンさんはなんとも総合格闘技ファンが望むかのような理想的な攻防をなさっていて今でも名戦と名高い試合をなさっていたので、あぁ惜しいこと哉というものです。

あと、なにしろライトヘビー級トーナメントに関しては、テレビの尺を考えろよというTBSの意向だろうとは思うのだけど今まで5分2ラウンドという、総合としては考えられないルールを採用していたのだけど（まあパンクラスなども採用しているのだけど、ここ最近のパンクラスを好きになれない理由もそこ）、ともかくそんなんではグラウンドもへったくれもない。結局誰もがスタンディングでオープンフィンガーグローブで殴り合い・宇宙を演じるしかないというわややなルールを、桜庭招聘という僥倖により1ラウンド10分2ラウンド5分に変更されたのは大いに評価したいというか、より興味が惹かれた。
これで桜庭が有利になるとか、そういう局地的な問題でなく、総合とはなんぞやということに関わってくることなので、この点は評価したいと思いました。

で、カメダさんがあんなことになったので、むしろ土曜に放送されるこのHERO'S、格闘ファンならずとも結構注目されるんでないかなあ。亀、くれぐれもジャッジングに気をつけて放送しな！わっかりやしたあ、親方！（この辺を鑑みながら）

OK農場

今回のカメダさんの件で、不可解なジャッジについてよりも一番啓蒙された事実というのは、ガッツ石松さんが実にどもりもなく理路整然と正論を述べられる人だった事に気付かされたことで、この件で最初にボクシング界からの苦言を呈していたのはガッツさんで（以前具志堅さんが奮闘してましたけど今回の試合ってことです）、記事上だからこんなによどみなく正論を述べられているのかなあと思っていたら、ワイドショーに出演してしゃべっているところを見ても、実に理路整然と、述べることは述べてカメダさんのいいところはいいところとして述べるという、なんとも違う一面を見せています。
ただ、ある意味一流のタレントを演じている彼的には、この事と、第一報で「ボクシングはタレント養成所じゃない」と言っていた事とは大いに矛盾しているとは思うのですが、まああれですよね、OK牧場。いや、朝のワイドショーで言っていたのは「これからはOK農場」だそうです。OK農場。