カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

20世紀壮年

20世紀少年の最新刊を読んだらもうたまらなくなって、続き読ませろよ!早く!NOW!状態ですよ。
で、どうあがいても続きはないので最初から読み返す黄金律作業。
今なんとなくなんだけれども、読みながらBGMにこれ聴いてます。

NEO FASCIO

NEO FASCIO

う、うむ。今はまぞうで検索したら紙ジャケで再発されたものもあったのだけど、CCCDですよ。オレはCCCD大嫌いなのであえてこっちに。
このアルバムは氷室京介ヒムロックさんのいつの時にもなかった、なにか重くのしかかるものを聴くものにいだかせます。
それは、明確にではないけれども、どこかしら冷戦構造における東に対する盲目の重圧に似たものを感じるのです。
直接は関係ないけれども、「CHARISMA」という曲のクリップはどこかしらチェコを感じさせる人形アニメでした。
かといって、その重みがつらいというのではなく、どこかしら快感をともなうというか、その重さに浸るのが愉悦につながるというか。当時、バブルに浮かれていた日本で、数十分だけのロールプレイ。そういう魅力だったの、かなあ。まあ疑問符だらけの感想なのですけど。
まあそののしかかる重さというのが、いかにも20世紀少年を読む際に妙に合っていて、是非みなさんもおともにすれ、とか思いました。

あと、がらっと変わるのですけど、浦沢まんがにおけるパンツの魅力はもっとみんな語った方がいいと思う。語りつくそうとしてつくせないことに愉悦を覚えるくらい。どのくらいパンツかというと、超パンツ。