カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

なでなでしてー

猫は神々しい霊長類ネコ科なのだと思い暮らす日々なのですけど、例えばあれですよ、人のぬくもりが薄れてひんやりとしているシーツが布かれた布団にですね、爪を研ぐしぐさのように、でもけして爪は立てずに手元は丸みを帯びさせて両手を前後させることに一心不乱である猫さんにおもわずうっとりするわけじゃないですか。その視線に猫さんが気付くわけじゃないですか。その時の、猫さんのこちらへのさげすみ視線がもうたまらんのですね、最初っからその視線に気付いてたけど、いまあんたに言わせてもらう、曰くキモイと、みたいな視線が。マゾですか。
ただ、それはきっと肉食獣のそれであり、視野が狭いことと一事に極度に集中することと脳のRAM容量が極めて少ないから、ってことになってしまうのだろうけど、社会の仕組みというのは視認した事実を脳内処理する過程での誤認識と勘違いの積み重ねで築きあげられているので、その秩序に従って生きていこうと思います。むしろ積極的にひれふしていこうと思います。
猫さんは、本当にイヤな時は意思表示してくれるのでありがたいです。本当に楽しい時も意思表示してくれるので幸せです。


何がいいたいかというと、猫をなでたいです。あわよくば隙を見て肉球触って爪をニュッとさせて怒られたいです。