カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

蹴りたいブサイク

プロレスではどこの団体が好き?と聞かれるとノアって答えるのだけど、立ち上げ当初の頃しか真面目には観ていなく、最近は録画し忘れも多く全然詳しくないので、オレこの記事読んだ時人種差別かと思った。
KENTA、メキシコでブサイクへのヒザ蹴り炸裂
あーKENTAさんてそういう技があるのね…
用語辞典(ブサイクへのヒザ蹴り)

こないだの秋山VSみのるとかね、三沢社長をどうやってえげつないモードにさせるかとかね、KENTAを誰にぶつけていくとかね、そういうのをちゃんとツアーというか巡業というか、全体で数ヶ月先くらいまで含めてブッキング、してるよな?っていう流れを作っていくのが巧いよなあと。

そんなのは当たり前、という気もするんだけど、某老舗団体がへなってしまっている中、ここまで真っ当なプロレスが面白いというのは貴重だよなあとかこないだの放送見て思った。相変わらず見る側の心臓に悪い投げ技ばっかだしな。昔から受身の全日本の流れで受身のノアで、そういう受身の技術があるからこそこういうのが成り立つ、と言いたいところだけど、もうそういうの関係ない無茶してるものなあ。
 
 
全然話変わりますけど、話変わるならエントリ変えろって話ですけど変えません。
どうもボクはmixi以前と以後でネット文体というか姿勢が変わって、以前はダメなりに熟考した上で書いていて、いや以前を知っている方は「…えー?あれで?」ってもんでしょうけど薩摩弁をちょっとだけ用いるのにも4時間くらい調べて書いてみたり、そういう、果たしてWEB日記というものにどこまで時間をかけるかということで言えば当時はそこまでかけて書くのが楽しかったのですけど、mixiだと脳直が大変促されて、脳直ダラ書きが自分の中で推奨されます。よって居酒屋でまくしたてるようなダラ書きを10分〜20分くらいで垂れ流すことしかできなくなっていて、これはこれで楽しいんですけど、自己満足に過ぎるかなあとかふと思ったりするんですけど、結局WEB上に日記を書く行為自体がそういうもんだよなあとか思ったりで。

で、mixi雑感として、当初は見て欲しい人に見てもらえるのが手ごたえ(足あと機能で)として感じられるし、きっと見たい人だろうと思える人しかマイミクでなかったのでゴリゴリ書いていたのだけど、段々そうでなくなってきて、昔からの知り合いもいたりネットで知り合った人もいたり、またその中でもどう知り合ったかが色々違うわけで、そういうのを考えていくと、脳直ダラ書きで申し訳ないって思う相手もいたり、外でなにげなく京ぽんで更新しただけの日記だと、アルファな人に申し訳ない、とか自意識が過剰に促進されるので、煮詰まったりしだして最近はだるまになりがちで、一方はてなダイアリーですけど、ちょっと前には、もう数年も進歩のかけらもない文章なんかパブっててもしゃあないかあと思っていたのだけど、むしろそういうもんだからこういうとこへ放流しててもまあ好きもんしか見ないだろうしいいかあ、って感じで、とりあえずはてなダイアリーの方に放っていく方向になっているんですけど。

実はなにげに、SNSでいえばアキバ系(?)のFilnがものっそい使いやすいですよ。まず単純に機能として便利。こういう感じです(他力本願)
SNS近況
あとね、さっき書いたようなmixiで自意識こじらせ病にかかった際のサナトリウムにうってつけです。Filnではもっと狭めた人間関係にとどめることにして。
こういうのとはちょっと違うけど、mixiには書けないことをFilnに書く、という使い方もされてますね。プライマリがmixiでセカンダリがFiln?でも得てしてセカンダリの方が面白かったりな。
あと、もうあとで見返したらどう考えてもオレが間違っているというような愚痴が発生した場合、Filnは日記毎に公開レベルを設定できるんだけど、なんと非公開もあるんですね。最初は、非公開ならメモ帳でいいやん、とか思っていたんだけど、これが便利。一度そこにあげると「アップロードした感」を刺激されるのでスッキリする。で、あとで振り返ってあーこれどうしようもないなあなんていうのは消して、ものによってはちょっと改変して公開しようか、みたいなことが出来る。
あと、こないだやった使用法としては自分の職場でははてなダイアリーの編集はできないんだけどFilnはできるので、Filnに非公開で草稿を書いておいて、あとで移植とか。

まあそんなブログとmixiの関係性とかですね、スズキトモユさんのところを中心として語り合われており、オレも一人思案にふけっていたりしたのですけど、ここ見たらもうどうでもよくなりました。だってそんなこと考えてるより魔王ジャイガンティカを倒さなきゃいけないじゃない。キャロルをあの森から連れださなきゃいけないじゃない!それが優先事項よ、って喜久子ねえさんが言ってた。

というわけで、先週末にTMさんの『CAROL』借りてきてパワープレイ。だってあれよ?2006年にipodにTMさんの、しかもCAROL詰めて聴いてんのよ?地下鉄内でね、音が漏れて隣の人が「あ、この人三度の飯より木根なのね、ふふ」とか笑われてんじゃねえかっていうこそばゆい感じだけど誰もそんなこと知ったこっちゃない感じがたまらないじゃない。そういう花柄のスリル。もう音楽のセンス競争なんかおじさんついていけんわ。そんなん20代に脱落してる。


結論としては、みなさんおねがいですからこんな大人にならないでください。司馬遼太郎さんとともに、21世紀に生きる君たちへ、もっと、もーっと、おねがい。

追記:
mixiFilnですが、モバイルにおいてさらにFilnの優れた面がありますね。あくまで京ぽん環境ですけど。
mixiモバイルのトップ画面は「運営者のお知らせ」が第一にきてしまって、パスワードを入れにくい。Filnはパスワードをすぐ入れられる
mixiはプレミアムサービスに入らないとメッセージが見られないがFilnは可能(といってもFilnでメッセージ使ってないけど)
mixiでもFilnでもマイミク(マイフィルン)の最新日記は表示されるが、Filnにおいてはそのマイフィル(個人的に「ン」はいらないと思う)の日記についてるコメント数も表示される

最後のって結構重要で、SNSでのコメントって、少なくとも自分が見ている範囲では、日記の流れに沿って、またはおもいっきり脱線してまでコメントが進んでいってそれが大変面白いことになったりする場合があって、しかしmixiだと自分がそこにコメントしていないとそれを補足できないのですね。その点Filnはメチャメチャ便利。とはいえモバイル限定なので、PC上でもそうして欲しいのですけども…