カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

中本(ゲーム「卒業」CV:久川綾)との邂逅

正月気管支炎やらかしていたので中本から遠ざかっていたのですが、仕事上のストレスにより辛抱なりません。もう、行っちゃいました。甘栗むいちゃいました。冷味中華もはじめました。限定だけど。
最近の趣味は、地元である強みを生かし、寒空に中本へ立ち並ぶ行列の人々を尻目に弁当を1分未満で入手して立ち去ることです。
こないだはあえて
「弁当すぐ出来ますか?」
「はいすぐ出来ますよー」
などと言う会話を交わしました。
その瞬間行列に軽いどよめきが。ざわ…ざわ…ざわ…ざわわ、ざわわ、ざわわ…
「なんだと!すぐということは、たちまちということなのか!?」
「ま、まさか、発券機で発券し注文する前に、声をかける事で注文をし時間を更に短縮する発見ディスカバリーとは!?」
「そして立ち尽くすだけの三人組リーマンのショックをよそに弁当を受け取るやいなや(as soon as)颯爽とそのまといしマントを翻し立ち去るとは!」
「おい、あのマントの下、生まれたままの姿だぞ!あのシャネルズが歌い上げた出で立ちだー!」
「いや待て!生まれたままの姿かと思いきや、ヒートテックの下だけ履いている?着用している!?こ、これでは、平成の力道山だよ!通常国会と民主党に空手チョップ!」
「もしや、あれがここ城北地区界隈でしばしば(often)見かけられるという、板橋のダークナイト?」
「いや、新宿のタイガーマスクと対をなす単なる低所得の変態仮面じゃないのか?ふおーって言ってたし。略して仮面」
「あの方があの伝説のジャンプマンガの?あの方は、あの方は!あの日、鉄の雨にうたれ父は死んでいったはず!」
「それはさっきのざわわざわわで歌詞引用しただけだろ。彼の父は難病の上糖尿の雨にうたれてるけどどっこい死線から戻り生きてるぜ?シャツの中にな。そして満員電車でブラジャーが反対の方にいっちゃって、これが元に戻って、これがホントの『チチカエル』なんつて、どうもすいやせんすいやせんドン・中矢・ニールセン」
ふふ、そんな解説役をあてがわれたモブのように君らがさえずりあと小一時間並んでお店にあるブラウン管に映し出されるバラエティ番組を無為に眺めている間に、僕はピアノに登って蒙古丼。例え賊軍とされても、為す事こそ勤王。それでいいじゃありませんか。のう、中岡さん?

今日は奇跡の、いや明日が地獄の行進であることの裏返しで定時で上がった好テンションで中本へ訪れると、前には制服JK二人組が並んでいます。一人は黒縁メガネっ子です。かわいいです。
たまたま隣合わせになりました。ボクが狙いすましたわけではありません。

聞くつもりなんて皆目なかったのだけど、1km先の心の声すら聞こえてしまう超能力者特有の悲哀の為会話を聞かされてしまっていると、メガネさんの方が既に毎週通うほどの中毒であり、今日同席していた子(ホームは大宮やらしい。わざわざ埼玉の子を連れてきてんのか…)とはまた違う子を明日連れてくるというような話をしておった。二日連続でくるなんて恥ずかしいー、なんて言いながら。
確かに、もう、職場の中本キチガイと言い交わしているのだが、新興宗教っぽくなるのよなー。無駄に勧誘したくなる。
且つ、今日辛い系、というか辛くないメニューの方がレアな店なのだが、辛いメニューデビューであったらしく、
「私実は猫舌だから冷まさないと…」
と待っている間にも中本がいかに美味しいか、でもカロリーが気になるよね、でも油が多いから結構すっと入るでしょ?ラーメンとか辛いものって体に良くないんだってね、でも学校の帰り道だからつい寄っちゃうよね、(多分隣のオレがすいすい食べていたことも、あったのか?)冷やし五目蒙古タンメン美味しそうだね、次それにしよう!
などと、ひたすら中本の魅力を語りながら、相方のJKさんには
「明日の朝、胃腸の具合メールで聞くから!」
などとおっしゃっていました。互いに確認メールすると言っていた。日本とヨイコのミライはアカルイdeath。生きる気力が湧いてきました。きました。日本人に乗客はいませんでした…