カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

酒に運命ゆだねたカザミドリ

加勢大周を名乗らない方の坂本として一躍名を馳せる世界の坂本ですけど、いまだにこないだのライブで感じた事とアルバム『かぜよみ』を聴いて感じた事のすれ違う思い想いというものが頭をよぎる生活と教師生活を続けて早25年。お元気ですか。そうでもないですか。冬ですか。あ、冬ですか、そりゃそうだよねだって寒いもの。時に底冷えがすると言っても差し支えない。

さりげなく、実にさりげなく真綾さんの楽曲名を散りばめながらお送りするこの冬『ニューヨーク東8番街の奇跡』に次いで二番目にホットなハートフルストーリーなんですけど、この件については相変わらず例の非公開日記に、あまりの筆圧の高さに左肩が花の慶次に出てくる岩兵衛のように盛り上がるくらいの勢いで記しているのですけど、キーボードでのタイピングで打ち込んでるだけなのに筆圧の高さを歌い上げるその罪深さにふっとfilnさんの運営の方が公開設定気まぐれに変えないかおびえる日々です。

まあ端的に言うと、『かぜよみ』で感じた好意というものは、このアルバムにたどり着く過程の重さとはうらはらに実にフラットに歌い上げて、ポップである事にこだわりを感じるところで、一方ライブでの発声が、長いミュージカル経験故舞台で映えるそれになっている事。
その発声になっている事で本来の魅力を損なっている面もあったのではないかなあと思う、という事を感じているのでモニョモニョして延々非公開日記に書いているのよなあ。もちろん一長一短であって、弾き語りなど、楽曲によってはそれが生きた曲もあったし、もうこの辺のさじ加減は、場数だと思うのですわあ。
その場数というのも、MCにおいてライブとの距離感というものについて話されており、オレの超訳だと
ヒムロック的表現を借りればこんなハスッパなあたしだけど、今までお前らの前に出てなんかすんのもさあ、恥ずいっていうか、ためらいってもんがあったんだけどさあ、ライブだけで得られるものってあんじゃん?やっぱ。『あたしとお前ら』って思って距離感じてたけど、いくつもの『あたしとお前』が並行してあるだけでさあ、そう思うと、な?今後はライブもっとやってくけど、まあともかく今までの話と関係ないけど、お前ら殴らせろ。とりあえずこの5弦ベースでな!ほら列乱して他のサークルさんに迷惑かけんじゃねえぞ!オタがそういうもんて思われてんじゃねえぞ!最後尾プレート持ってんヤツ、浅井浅倉に挟まれて肝心の信長逃げてっからって臆してんじゃねえぞ!徳川殿が自ら火縄担いで短い足ひっさげてひょっこひょっこと駆けつけてくれっから、しっかと殿(しんがり)つとめな!後で手ずから柿をやる!大義!」
ってことをおっしゃっていたと思っているので、今後ライブをやる機会が増えてゆけばいいなと願っているのであった。

あ、やべえ、端的に言うつもりが、言いたかった事はわりと端的に言いながらもよけいな事がてんこもりですよ。ダメな子…あとつい非公開日記という名のチラシの裏から一部ダダ漏れてもうた。
それもこれも、綺羅星の如き才能を発揮してその年収の低さを競い合う低所得業界きっての世界の坂本好きゆえである、ということでご容赦願いたい。え、ダメ?煉獄?そっか。なんか、最近煉獄行きもいいかもなあと思ってる。多分疲れてる。