夷陵の戦いはわりと頻繁
厳しい現実と向かい合う。ふと北方水滸7巻を手にする。現実と北方水滸を量りにかけりゃ、北方水滸の方がメーター振り切って桁違いに厳しいのであぁこりゃ現実を生きるしかないよねだって輩がやらかしてる世界よりずっと楽ですし日露戦争当時の日本軍に匹敵する常軌を逸した進軍もしなくて済みますし死の調練受けなくていいですし、という気になってヘンプの如く幾分現実の過ごし方を楽にする技術を体得しました。
ところで今日は石神井川沿いを辿り城跡を揉みに揉む算段を試みの地平線に放ちました。だって、そうでもしないと、また現実に打ち据えられるから…(林冲からテッテテキに打ち据えられる楊令の顔で)
家を出る。と、いきなり猫ですよ!あの、街で噂の猫ですよ!
nya-n
猫らしさに満ち溢れている。だって猫そのものだものな。いわば猫自身。
正直出かける目的の優先順位として「猫いねえかな」がトップランカーなので早くも目的達成しがちであり、帰ってHDDレコーダーにたまった番組でも観るべか気分になりながらもくじけない。
中板橋を起点に出立。イメージ的には脳内こんなボニー&クライドならぬシド&ナンシーならぬパズー&シータ的に。BUZZ−!(田中真弓声)ズレーター!(横沢啓子声)mega-!mega-!100mega-!
ところで、川ですね。
おや?こ、これはっ…!まさか…川ですよ!?
そして、遙かなムコウに見えるのは?う、ウソだろ…あの伝説の、川ですよ?リバーと言っても差し支えない。
こ、これは劉備の例に倣って長大な陣を布きたくなるっ…!そして「さても遙かな陣を布きたるものかな、さも乗じるに然り」とばかりにあの若造に火を放たれて白帝城でDJ.COW-MAYに一方的にマイサンをDISりたくなりますよ。石神井川如きでこうなのだからいわんや長江をや気分になる。
というかいい加減いやな気分になってきたので道を反れる。だって彼女だって悲しんでいる。
ちなみに、明治維新以降八丈島から板橋へ戻る事が許された秀家さんの子孫は、板橋での生活になじめなく、八丈島へ戻りたいという嘆願書を出したという。え、えぇ!?そ、そんなに板橋は過酷ですか…
そこから数分、芦原会館本部が。まあ以前も訪れてますけど、つか見学した事ありますけど、もしかしてそれって空手?
芦原ケンカ十段といえばダンチョネ節の替え歌で有名ですよね。
♪私の世界 夢と酒と不安でできてる ダンチョネ〜
♪みつけたいなあ かなえたいなあ でもここが命の 捨てど〜ころ ダンチョネ〜
♪信じるそれだけでこえられないものはないなんて 言わないよ絶対 ダンチョネ〜
♪限界のない可能性がどこにもないので 俺が死んだら 三途の川で オタを集めて ダンス空手〜する ダンチョネ〜
オレの人生に断腸の思いです。
あ、既に長いですねこの日記。断腸の思いで諸々カットします ダンチョネ〜
あの加賀百万石の前田家の残照も散見しながら、ともかく滝野川城跡である金剛寺へ。
えーっと、跡形もなかったです。
なんとかかんとか飛鳥山公園にたどり着き。
ここは飛鳥山城跡らしいのだけど。まあ以前も何度かきてるけど、跡形もないです。飛鳥山の歴史でも触れられてないのだけど、ほんとにここ城跡なん?まあ地形的にはそれらしき感はあるのだけど。
もう少し歩いて平塚城跡へ。
ここは記述としては平塚城跡として残ってはいるのだけど、現地は至って神社。すましたもんですよ、その表情たるや。
裏手に甲冑塚があるんだけど、工事現場にあるようなあんな柵で囲まれてる始末。
そのまま上中里駅まで。ここ、東京は北区じゃないですか。電車に乗り狩野英孝さんこと50TAが「行ったことない 赤羽 yeah yeah yeah」と高らかに歌い上げた赤羽駅前に到着。
城跡攻めの常として、「今の佇まいはどうってことないどころか、石碑もないとするなら最早どうすれば…」という難題を抱え込み、その重さに耐えかね、るのとは全く関係なく赤羽といえばここしかあり得ないのでまるます屋へ。
やっぱどうにも外で一人飲むのは向いてないので、うなぎの白焼きとなまずの唐揚げをお茶とともに食し、
「こんな昼間からこの店に満ちている人達は普段何を生業にしているのだらう…」
ということも土曜だし時間的に日が暮れていたので思わず、
「僕は、この世に何故生を給わったのだらう…」
などという大胆な自分探しは始めてしまいがちだったのでまたもや早々に退散。
帰り、地元のスーパーで定例として淡麗グリーンラベルを買おうとしたら赤メガネの似合う、多分170cmくらいはあろうスラリとしたお姉さんが
「今キャンペーンなんで、どうぞ」
とプリン体カットの淡麗Wがプリントされたウェットティッシュをくれたのだけど、プリン体こそ我が墓碑銘と思うオレには必要ないし、つか前出てたのまずかったし、でもこういう時って申し訳なくなるので、グリーンラベルを大量に買い込みつつ淡麗Wの350ml缶を一本だけ手にしたら
「抽選どうぞ!」
なんておっしゃるもんで、引いたら
「あ、あ…A賞です…」
なんて戸惑いながら、A賞であるという伝説のフォールディングバッグというのを手渡される。
多分野外に大量に缶ビールを運ぶ際に便利なグッズなのでオレには縁遠いのだけど、赤メガネのお姉さんもなんか喜んでおり、レジに言ってもおばちゃんが
「大当たりですね!」
なんつうてて、もはや
「あ、えーと、これいらないです…使い道ないし…」
とはまかり間違っても言えないので、ハニカミながら持ち帰りました。
だって、きっと彼女がKIRINという企業を巻き込んだ末の、せいいっぱいのバレンタイン告白だったのだと思うから…いや思ってないけど。でもそうでもしないとこのブツのココロの中での処理の仕方が思いつかない。
週次処理としてのハツと砂肝の焼き鳥を大量に買い込みグリーンラベルとともにかっこみこの日記に臨ぞむという行為を施したのですけど、長いですよね。一度気付いたけどやめられなかった。
罪償い編として、近藤勇の墓周辺で出会った猫さん貼っておくわ。
今日の歩数:27894歩
人類滅亡まであと一日…わ、明日近所のドイトにコスモクリーナー買いに行かな。
とか書こうとしてヤマトのフレーズ検索したら、遊歩計 宇宙戦艦ヤマト~歩いてイスカンダルへ~なんてもんがホントに出てるのね。世の中捨てたもんじゃないな。
あと、チョコはモロゾフとかいうのを一個もらいました終わり。