カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

夢の亦夢

以前オレの生年月日知って、思っていた年齢と違いそれ以降オレに対する態度が慇懃になってしまった23歳の若い子と今日話していたらまた

「間宮さんが3○歳ってのはいまだに信じられないですよ!未だに信じません」

何だ信じませんて。オレを信じろトラストミー。相変わらずオレを誉め殺して、そんなにこの子はオレに酒を奢って欲しいのだろうか、いやでもこの子下戸だしなあと思いながら、もちろん顔がにやけながら

「じゃあ幾つに見えるんかね」

と聞いてみたら

「28歳ですよ、ジャスト。30は超えません。」

なんだその倒置法でのジャストて。そんなにオレに徐州を統治して欲しいのだろうか、いやでもこの子陶謙じゃないしなあと思いながら、もちろん顔がにやけながら。

「だって3○歳って言ったらあれじゃないですか、もっとでっぷりしてもうくしゃあとした、そんな感じじゃないですか、なんか自分が年をとっても大丈夫な気がしてきました!」

くしゃあが何を表しているのか、何が大丈夫なのかはよく分からなかったが、オレキャバクラって行った事ないんだけど、もしキャバクラがこんな感じなのならそれは楽しい気分になるのだろうなあと思わせるような美辞麗句。顔がにやけてる事は言うまでもない事実。時にファクトと人の言う。

「そうだな、20代前半からビールをフラッシュダンス状態でパッシャアと浴びるように呑み続けて、年相応の社会的な経験を出来うる限り避け続けて、指折り数えるまでもないほどの少ない恋愛経験しか経ずに過ごして、その心構えなく唐突に組織の上気味な位置に立たされて狼狽し今更今までの人生後悔する態で暮らせばこうなるよ。宇崎竜童曰く、信じる奴が正義(ジャスティス)。夢を追いつづけることが俺のファンタジーらしいしな、うん、実際ファンタジーだったわ。ヤホーさんの知恵袋によるとこういう感じ。」

と脳内に思い浮かべて切りだそうとした瞬間17時のチャイムが鳴り
「あ、じゃ上がります」
と、チャイムとその発言がママレード・ボーイOPの「甘くて苦いママレード」の「ド」の部分と「だから気になる」の「だ」が被るかの如く食い気味な勢いであの子は風切るよに颯爽と上がってゆきました。終わり


 終わらない夢なんですけど、そんな夢も希望も知謀もないオレ待望の画期的アーキテクチャーが「ドリーム・クラブ」というゲームのインタラクティブ飲酒システムによって現実世界に導入される見込みとなったので、もう少し生きようと思います。

平日は働いて彼女たちと会うための資金を稼ぐことに。

ちょっぴり大人の恋愛シミュレーション『ドリーム・クラブ』 - ファミ通.com

なにその現実感。もう、オレの人生総決算、何もかも焦げかけのトーストかじってアイツの夢みたせいにしていきたい。