いつだって自信がないことが実は心地よい
- アーティスト: capsule
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: CD
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ナムコミュージックからFM音源、PCMを電子音として認識した後のゲームミュージックは体のくすぐったい部分に核のように存在していて、その後どんな音楽を聴いてもその核にはブレはないわけです。
このアルバムのなにがすごいって、80年代から結構な音楽聴いてきたつもりなのだけど、そのオレの音楽遍歴を全てデータベース化して傾向が分析されてはじき出されたものにオレにとってのあの頃の電子音をパラパラふりかけてくれているんだ。
メロディは、ちょっとひんやりとした敷き布団に寝転んだ瞬間の快感が走る方向へと流れるんだ。気持ちよすぎて体がその方向へよれる。そしたらネコと目が合ってすごく醒めた目でさげすまれてたりしてまた気持ちよかったりな。
今日地下鉄でぼおっと座りこけ、『jelly』を聴いている時に涙が流れてしまって、その意外さに自分でびっくりしてしまって、まあ前に立っていたお姉さんの方がびっくりしていたけど、あくびでごまかしたつもりになってそのまま寝てみる。
この曲の歌詞が、諦めることに慣れすぎて君のその顔も忘れてるような、諦めることが既に快感原則にのっとってしまっているオレにとっては最高なようなのだけど、iTMSで買ってしまったので、歌詞カードがない。まあ大体は分かるけど、なにしろハイスクールララバイの「100%片思い」の部分を「100%デタウムニー」などというありもしないカタカナにしか聴こえなかったオレのことなのでいつだって自信がない。
誰かCD買って歌詞が分かる人は、牛糞狼煙か銀河通信にのせてそっとオレに教えていただきたい。
追記:
http://blog.livedoor.jp/taka115/archives/50692329.html
えーっと、CD買い直しますわ。