カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

ユメノマタユメ

桜が大好きです。ビールはもっと好きです。猫はもっともっと大好きです。
そんなジャンプのスカウターバブルのような巴戦を制するのはともかく、だとするなら、このオレ世界で一番強いヤツ全てが揃った時、果たしてセカイはどうなるのか。惑星が十字に並びグランドクロスを形成する時どうなるのか。アンゴルモワ的な統治なのか。それはもしや桃源郷やガンダーラと言われがちな境地なのではないか。サクラメントメメント・モリガールがただただ或る、そんな桜の樹の下に眠りたい。
その、死をただ想い迷うオレことオーヴァーサーティが、公園のベンチに佇み漱石の『草枕』を読み耽るメガネの似合う国文学科の大学生と勝手に思い込む女子にふと目をやると、視界に入るはそんな憐れむべきオレを見守る猫一匹。
見守るというのは言い過ぎであり、気儘に過ごす中たまたまオレという愚物が目に入ってもて、何こいつ、しゃばくねえ?という蔑まれた目で刹那猫から見つめられTai。それが唯一つの真理なのではないか。

先週からその様を追い求め続け、今日夜勤明けにその境地に辿り着きました。あの、夏目雅子や猿や豚や岸部すら辿り着けなかったあの地平へ。

東武東上線は中板橋から辿る石神井川沿いを散策。

しょっぱな猫さんとの出会い。
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連続猫さんとの出会い。
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まあ、一瞬目が合った後、サーって過ぎ去ったけどな。サーって。

先週はまだまだだった桜さんも、こんな具合に咲き乱れ。つか咲き乱れ過ぎやろこれ。
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近所でありながら、石神井川の桜満開時は初めての事だったので、脳汁が出すぎた。いやこれ凄いな。体験した中では国営昭和記念公園で見た、桜しかない空間というのが印象に残っているのだけど、オレは石神井をなめていた。この川に寄ってたかってもたれかかり過ぎるさまが圧巻。

近くの公園の、椅子代わりの石に腰かけ、ipodの曲をGONGのユー(K2HD/紙ジャケット仕様)からHoracio VaggioneさんのLA MAQUINA DE CANTAR(紙ジャケット仕様)に変え(理由:桜花の如くトビたかったから)、そんな操作をしていたら目の前の椅子代わりの石に若い女子っ娘がipod謹製の白いイヤホン装着してなにやらイジりながら腰掛けていますよ。
おや、おじゃうさん、あなたもよもやLA MAQUINA DE CANTAR(紙ジャケット仕様)をお聴きではありますまいか。ちなみにわたしはコピペをしているだけで名前の読み方が皆目検討つきません。
そんなオレの思惑を知ってか知ってか、100%熟知して二分後くらいに早々に立ち去ってゆきました。

まあなんつうか、桜は素晴らしいですね。
お笑いマンガ道場−、はい、司会は今はもっぱら政治家の樫村です。
はい、富永さん。
「はい!フタコマで行きまーす!」
「桜かと思ったら、」
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「母ちゃんのおっぱいだったー!」
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母ちゃんのおっぱいではないし、鈴木義司先生が土管で暮らしかねない板橋区において、夜勤明けとはいえ昼間っから発泡酒を飲み、でも淡麗グリーンラベルという微妙に健康には慮った節がみられるごらんの有様だよ!豪快なのか繊細なのか、もうあたし、間宮君のことわからない!DREAMであの頃のマッハさんに青木がのされてしまったし、もう、ふて寝る!

はい、富永さん。
「はい!タチコマでイキまーす!」

タチコマにより死に逝く富永先生。あ、先生絶賛生きてるわ。超失礼しました。不遜極まりない。