カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

ねえ君下駄箱のらぶれたあ うかつに近寄れば感電死ハイスクールララバイオブバードランド

(下駄箱に恋文を見つける西見薫を見つめ)

迎律子「ウチ、何ジロジロ見よるっちゃろ…いやらしか…ウチは関係なかとに…」

間宮真宰之「ギャッ!リ、リっちゃん!今君はうっかりかもしれないけど、空気を汚染し、レベル8以下の敵すべてを即死させつつも不死系とレベル9以上の敵には無効な呪文を唱えたんだよ、君はそれをわかっているのかい?ラピュタ的に言えばシータが『リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール』ってつぶやいたも同然なんだ、エスパー魔美と同じ声帯でもって!この文字列をツイッターでつぶやいたってほぼ同様の効果が得られると専ら噂の都市伝説だよ!オレなら舌噛むし、たとえタイピングしたとしてもミスタイプしかできないのでコピー&ペーストせざるを得ないこの呪文を唱えたも同然なんだよ!」

迎律子「え、ウ、ウチ、そんなつもりなんてなか…」

間宮真宰之「そうだね、そんなつもりなかったというのはね、今ならこの僕にも全てを理解できる。なぜなら僕は『なかとに』を『マカニト』というウィザードリィの呪文と聞き違える類まれなる素質を持って生まれた存在だからね。だから君は、唱えていないも同然なんだ。むしろ全く唱えてない」

迎律子「そんなら、まさか…」

間宮真宰之「あぁそうさ、そのまさかだ。巨人の星なら『思い込んだら』を重いコンダラーってなんだろうと思ったクチだし、イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』での『100%片思い』という歌詞を『100%デタウムニー』と聞こえて、デタウムニーってなんだろうと長年思い悩んだクチだ。もちろん後者はほぼ日本全土でオレだけであり、グーグルで検索すればオレしか出てこないことが分かる。あぁ、それも直ちにね」

迎律子「ちょ、こん人、怖か…せん、千太郎!」

間宮真宰之「君が幼い頃から恋焦がれてきたあの上腕二頭筋逞しい川渕千太郎のことかい?今彼を呼んでも無駄だよ。なぜならこれは僕のチラシの裏日記だから、僕が出さないと御百度参りして念じたなら彼が出る事能わずなんだよ。漢詩的に表記せねばならないほどに。なんなら彼を十倍にして、川渕千太郎×10=キン肉万太郎にしてやることだって出来る。今君と僕はこのムカエレコードの地下室で二人きり。他にはいるはずがないんだ、ポール・マッカートニー以外は。え、ポ、ポール!?」

迎律子「マ、マカトニを唱えててよかったと…」

間宮真宰之「なんだよ聞いてないよ!なんでリっちゃんが、オレが昔からよく勘違いする、マカニトをマカトニと誤認してポール・マッカートニーを想起する事を知っているんだ!しかもリバプールの空気を汚染し、レベル8以下のポールすべてを即死させつつも不死系とレベル9以上のポールには無効な、この僕だけが大好きな呪文を!」

迎律子「ティルトウェイト」

間宮真宰之「ギャ」

迎律子「ティルトウェイト」

間宮真宰之「ヒエー!こいつぁ、比叡山焼き討ちゾナー!」

迎律子「今後一生ひえとあわだけ食って屁ぇこいて寝てな!」

間宮真宰之「ヒエー!アワワ…」

川渕千太郎「ボン!」

間宮真宰之「あ、千太郎…」

西見薫「な、あ、おぉ!」

体が軽い。まるで生まれ変わったみたい。このまま、飛んで行っちゃいそうだ、僕じゃなく、西見薫が。暗い部屋で一人テレビをつけたままの僕は一切関わりがなかったようだ。千太郎ともボンとも、もちろんリっちゃんとも。二次元石ころぼうし、被ってた。

 

オカモトのコンドームより薄いオレの人生の物語をはてなブログに書き残し続けているのだけど、正直はてなブログの使い勝手は悪いし向上もしていないし、これじゃぁみんな使いませんよということを、オレのこの薄汚いテキストではてなに伝えてあげたい。だってネット的付き合いの人で使ってる人見たことない。

 

それはともかく、今人生色々あり過ぎて疲労困憊しているのだけど、引用した坂道のアポロンを視聴する事で死兆星を見ることを回避できているような状況なのですが。

クイズタレント名鑑のスタッフが手がけている「テベ・コンヒーロ」という番組の今週放映回がひどすぎて。ひどすぎてひどすぎて、かえって生きる気力が沸くという、そういうライフハックコウメ太夫のアウタサイダーアートぶりに元気をもらい、悔し涙を流し6月を迎えるアラフォーであった。

この、坂道のアポロンという素晴らしいアニメと、死ぬほど下らないバラエティ番組に救われるという、脳ってなんとも皮肉な機能を持っているのね。

なんかはてなブログでの動画の貼り方わからんのでとりあえずURL貼っとく。

http://www.dailymotion.com/video/xr70sz_yy-yyyyy-yyyyyyyyyyyyyyysp-120529_shortfilms