カッツェにしてもいいですか

お酒を飲んでサブカルチャーに触れたり北方謙三に抱かれたりするブログです。

フリクリ第0話 サケノミ−!

諦めたらそこで終わりなので、坂本先生の『かぜよみ』は『さけのみ』の暗喩であろうとの希望的観測をし、先生の許可を待たずに酒を飲む日次処理に励んでおるわけですけど、もちろんそれだけでは健康破綻にいたるので、日次処理と週次処理としてほっつき歩く業務を遂行しております。
ここ最近では城跡攻めが定石とされており、江戸城の無血開城させじとばかりに、単身一般開放されておる城内に乗り込み揉みに揉み上げ、庭園の頂上からガイジンめがけ逆落としを仕掛けてみたり(坂の勢いに任せ過ぎて半ば強制的に駆け足気味になっているだけの様子)、近所の山城跡を揉みに揉み上げようとして中途で燃え尽きかけ、その期を逃さず軽ワゴンによる逆落としをくらいかける、すなわち轢かれかけるという戦術上のミスをおかす週末を過ごしています。初めてMk. I戦車を目の前にしたドイツ兵の気持ち、私にも分かるような気がします。

そのほっつき歩くモチベーションをはるかな高み(ここ、ほったゆみ先生のネームでは佐為の姿はなく空白)へと到らせるため、日本一周歩数計の旅 ライトオレンジを新規導入。

この歩数計、リアル日本一周を標榜するだけあり、一日平均15,000歩ほどはこなしているが、中々地図上では進まず、とかく狭いと言われがちな島国日本の広さを実感する一方で己の無力さを感じるというアンビバレンツを抱えており、なんともそのアンバランスなバランスにkissをしたくなります。

ほっつき歩いている上、仕事中時折かかとを上げている状態、基本地上から常時浮いているドラえもんを世界標準と捉えると半分ドラえもん、すなわち半ドラ行為を行っているおかげで、ふくらはぎが変な形になってきました。って、誰がいい年してとらドラ見てるんじゃい!

とらドラ!』とは、電撃文庫から刊行されている竹宮ゆゆこ/著、ヤス/イラストのライトノベル。および、これを原作とする漫画・テレビアニメ等の関連作品。

とらドラ! - Wikipedia

いやとらドラ第一話しか観てないけども。
ゆくゆくは寄生獣の後藤さんが車に乗った新一を追う際の形態になってくるんじゃないかと日がな一日おびえて暮らしています。まあ杞憂であって、ピアノを弾く際の黒パンツ一丁の形態が似るだけだとは思うのだけど。誰がストロングスタイル最後の継承者じゃい!

多分今までがタプタプしていただけであって、いとしさと切なさを兼ね備えてる男子としてはこのぐらいが普通なのだろうな。

おかげで、歩くことは、誰よりも速いという自信ができた。その気になれば、いつでも逃げられる。自分が本気で歩いた時に、付いてこられた現実はないのだ。
間道に入ったらすぐに、オレは現実の前に出て、足を速めた。現実は付いてくる。歩いた。それでも、現実は付いてきた。ぴったりと背中に張りつかれ、どれほど速く歩こうと、付いてくる。そして時々、拳で腰の上のところを軽く打つのだった。それが、じわじわと効いてきた。一時間歩いたころ、胃が苦しくなった。くり返し同じところを打たれるのと、長年の飲酒がよくないようだ。それが肝臓にきているようだった。現実は、黙って竹の筒を出した。水を飲むと、腰の上の痛みが、不思議に拭ったように消えた。胃も楽になっている。躰の中で詰まっていたものが、不意に流れ出したという感じだった。これが寝ゲロだと知った。って、誰がジョン・ボーナムじゃい!

彼はホームシックを紛らすために酒を飲んだが、その量は徐々に増加していた。また彼は重度の飛行機恐怖症でもあり、恐怖を紛らすために深酒をし、より状況は酷くなっていった。

1980年9月24日、ツェッペリンのアシスタント、レックス・キングはオールド・ハイド・ホテルでボーナムと落ち合い、近く行われるアメリカ・ツアーに向けてのリハーサルのためブライ・スタジオに向かおうとしていた。ボーナムとキングは途中でパブに立ち寄り、ボーナムはシングルの四倍のウォッカ四杯を飲み干し、スタジオに到着してからも酒を飲み続け酔いつぶれてしまった。リハーサル終了後、ウィンザーのペイジ宅でパーティが行われたがそこでもボーナムは飲み続け、酔いつぶれてベッドに寝かされた。翌朝ツアー・マネージャーのベンジ・レフェヴレがベッドで死んでいるボーナムを発見した。吐瀉物を喉に詰まらせての窒息死であった。ジョン・ボーナムは1980年10月10日に彼の農場近くのラショック教区墓地に埋葬された。

ジョン・ボーナム - Wikipedia

あ、もう無駄にウィキペディア兄さん貼ってどことなく大仰な効果を期待しないでいいですか。そっか。あと北方水滸を大胆に引用改竄するのもやめた方がいいですか。そっか。

谷中や上野の寛永寺辺りを歩きまわった今日の帰り、古本屋にてその唇のEROさに惹かれ衝動的に石原さとみさんの写真集と古い歴史群像を三冊ほど買ったのだけど、もちろんその店員さんはオレのパーソナリティなぞは知らないわけで、その場面だけを切り取るとすると、
「三度の飯より『石原さとみの唇』と『大モンゴル再興を目指した風雲児 草原の覇者ティムール』だけが好きな、ドイツ国旗を肩に靡かすおっさん」
という存在としか認識されないのだろうなあ、という思いにふとかられる人間交差点なのであった。

あれ、やっと気付いたけど、この日記長くね?とりあえず、寛永寺に眠る徳川慶喜公のお墓近くにいらっしゃった猫さんの写真貼って終わりますね。猫はすがしい。
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